リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

高麗手指鍼講座

うまいものを食うとアイデアが浮かぶ?

土曜日久しぶりにうまいものを食べました。わが住む街には寿司屋と呼べるものは、たった1軒しかありません。なんか看板に日本一なんてのもありますが、東京の片田舎にそんな実力があるはずもありません。銀座まで行かなくても十分に寿司を味わえる、そのよ…

古典と鍼灸 その1

鍼灸は黄帝内経をもとにして発展してきました。従って治療体系はこれに則って組まれています。現代医学からの批判にさらされるのが、科学的でないということです。しかし科学というもがすべて西洋哲学的な考え方で切られるものではありえません。度重なる思…

前ドラゴンズヘッドコーチ森繁和著 「参謀」を読む その2

前ドラゴンズ落合博満監督は何を考え、何をやろうとしているのか?それを考えながら、前ヘッドコーチ森繁和著「参謀」を読みました。その前に、前回書いた彼は竹中半兵衛なのか黒田官兵衛なのか。読む限り彼はひたすら監督に使える竹中半兵衛に間違いない。…

前ドラゴンズヘッドコーチ森繁和著 「参謀」を読む その1

前ドラゴンズ落合博満監督の右腕だった、森繁和さんが書いた「参謀」がやっと手元に届きました。アマゾンで注文して1ヶ月以上かかりました。売れているのじゃないでしょうか。週刊誌の記事でアウトラインのことは理解していますが、読了してやはり組織を構築…

手のひら先生の高麗手指鍼講座の覚悟

もう30年以上前になるでしょうか、アルベール・カミュ「異邦人」の映画を見ました。冒頭「今日ママが死んだ」と言うセリフが出てきます。 翻訳なら「今日母が死んだ」だろうと思ったものでした。でもそれが突然30年後私にも来るとは、思いもかけませんでした…

手のひら先生の高麗手指鍼講座の準備 その7

この標題が続いています。 手指鍼を講座として持とうと思っているのですが、身体を壊してみると改めて考えると、まだまだ不備な点が多いと思います。私が受講したセミナーを思い出しても、「一人前にしてくれるわけでも、また開業を保障してくれるわけでもあ…

手のひら先生の高麗手指鍼講座の準備 その6

あなたは何か仕事に就いたことがありますか? そしてその仕事を誰かに引き継いだ経験がありますか。何かを教えることは大変難しいことです。相手がいることなのでなおさらです。私が勤め始めて何年かした後、新任の係長がきました。その時教えてくれたのがこ…

手のひら先生の高麗手指鍼講座の準備 その5

患者さんから「先生はどなたから習ったのですか」「韓国で習ったのですか」と聞かれることがあります。私は「日本にいらっしゃった韓国人で、金成万先生に習いました。でも基本的なことのみしか教えてもらっていません」「今の技術は自分で開発したものです…

手のひら先生の高麗手指鍼講座の準備 その4

鍼灸師が独り立ちできる方法に「弟子入り」があります。伝統的な鍼では、弟子入りをすることが一つの要件でした。「治せる鍼灸師」になる早道で有ったわけです。ところがこの世界は弟子入りをしようとしても、「はてどこに自分の師たりえる人がいらっしゃる…

手のひら先生の高麗手指鍼講座の準備 その3

「手のひら先生の高麗手指鍼講座」を開講する場合は、最初のころから「気」講座を始めなければならない。日本には素晴らしい気のシステム「直伝霊気」があります。現在山口忠夫氏が普及に努力されています。ただいくら良いものでも鍼灸師の技術には十分では…

高麗手指鍼講座の準備 2

鍼灸がなかなか進歩しない原因に、技術習得までのシステムが整っていないことが上げられています。鍼灸の治療目的やレベルに差があるので、統一することが難しいと言えます。がんやリウマチ治療は確かに難しいかもしれないが、それが腰痛治療と比べてレベル…

高麗手指鍼講座の準備 1

不覚にも過労のため、脳出血を起こしてしまいました。ベットの上で考えたことは、このままではせっかく確立しつつある「手のひら先生の高麗手指鍼」治療を、墓場まで持っていくことになってしまうことになりそうだと言うことでした。以前から患者さんには「…