リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

関節リウマチの鍼治療効果を毎回計測する方法

鍼治療がどの程度効果があったかを計測できればとても便利だと考えました。

とても難しいことでしょうが、治療方法が適切か否かも判断できます。

患者さんにとっても後どの程度治療を受ければよいかの目安になります。

西洋医学だと様々な検査機器や、血液検査などで病状を測ることが出来ます。

検査時間はかかるでしょうが。

パーキンソン患者さんが来ています。

治療ごとに動きが良くなり症状が消えてきています。

症状が無くなってくると根本の原因を治療出来ないかと考えてきました。

オーリングテスト試料でドーパミンを測ることが出来ます。

現在はこれを目安に治療を行い、相当量増えてきたらパーキンソン病のプレパラートがありますので、最終的にはこれで最終的な検査をしようと考えています。

中脳黒質を修復できるかは分かりませんが。

さて関節リウマチの治療についてです。

免疫度を改善し血流を改善することは出来ます。

根本原因から治療しているか否か、治療ごとに判定できたらと考えました。

リウマチが発症する原因は解明されていますが、その原因が再び悪化しないようにする方法があるか、西洋医学の研究成果を読んでも分かりません。

そこで現在免疫異常になっている免疫ネットワークが完全に正常になったか否か、これを判定する方法を考えました。

使う道具はごくありふれた鍼灸師が使うものですが、「手のひら先生の高麗手指鍼療法」と言っている側から見ると、理論や経験などがないと理解できないものかもしれません。

余りに簡単な道具なので、披露しても「なんだこりゃ」と言われそうなものです。

まずは次回患者さんに試してさらに結果を積み上げて、またご報告しようと考えています。

それで免疫システムを正常化してもなお問題が残る臓器があれば、それが最終的な原因になるのではないかと推測しています。