断食の勧め
脳溢血前に高血圧で苦しんでいた時、断食を少しだけ行いました。
今考えるとその時は最適な治療法ではなかったと、今考えると思います。
その頃に最も必要だったのは、身体を休めることでした。
今回なぜプチ断食を行ったかと言うと、鍼治療も駄目薬も駄目、運動するにしても体が動かない、そのような追い詰められた状況にあったからです。
同級生と早い忘年会を兼ねて、美味しいものを食べに行きました。
翌日の朝の血圧は、上は170 下は120でした。
これはいけないと思いました。
この半年以上体重が徐々に増え続けていて、どうしたものかと思案していました。
今の自分の身体から、運動の負荷はかけることができません。
食事の量の問題と考えて、朝は野菜ジュース、昼は軽食とコーヒー、夜も極力ご飯などは取らないようにしていました。
しかし体重はそれほど変化しません。
そんな中の出来事だったので、思い切って断食をすることにしました。
2年ほど前通っていた循環器系の医者が、機械の数値で動脈硬化が進んでいるから、薬を飲め飲めと言っていたことがありました。
その時の私は腸の動きが悪いので、血管が圧迫されてそのような結果になるのだ、と考えていました。
ただ断食をおこなったとき関西の甲田医師とサンプラザ中野の対談本を読み、そこで購入した下剤を使ったことがありました。
腸に問題がありそうなときは、このような薬剤は使わない方が私は良いと思います。
無理に下剤を使って腸を動かすと、疲弊してしまうからです。
今回は何も使わずに3日間、計9食の断食です。
最初の2日間は胃腸が悪かったのか、簡単にスルーしました。
3日目が難関です。
木曜日の夜から始めたので、日曜日の昼までが3日断食になります。
月曜日までと思いましたが、ここは無理しないで置きました。
復食と言って最初に食べる量と質が、断食の重要なところです。
これは知識を持っていましたので、最初は豆腐のあんかけにしました。
それでも少々多かったかもしれません。
本日は断食から2日経ちましたが、変化があったものを上げてみましょう。
1、足の血流が良くなって温かい。これは腸の動きが良くなったことを表します。
2、食事が楽しい、美味しい。これは体が改善されてきたことを表します。
3、あれを食べたいこのラーメンを食べたい、夢に出るように食欲が出てきました。脳も活性化したかな?
4、身体が軽くなりました。身長や20歳のころの体重から考えれば、51から2キロが良いと思われるのですが、今までは56から7キロに迫る勢いでした。たった3日間ですが2キロほどは軽くなっています。腹回りの脂肪が減って来たようです。
5、身体が軽くなった分、ラジオ体操を行うようになりました。
6、血圧は今日は130台と90台と理想的になりました。
7、腸の異常な動きが改善され良くなったのか、心臓への意識をしなくなりました。血流がそれだけ良くなったということでしょう。
良いことだらけのようですが、やたら疲れます。血圧が下がってまた食事の量を減らしたので、なんだか気力が減退したように思います。しかしこれはこう考えています。
今までは糖分を分解して動いていたのが、酸素を必要としない脂肪分解のエネルギー作成メカニズムが働き始めたのだ。
今回も次回も断食の期限は3日にします。
指南書にも個人で行うのは3日が限度のように書いてあります。
1日ではあまり変化がみられません。
初心者にはプチ断食の1日や、1食抜きの方が適しているでしょう。
さて次回は2週間後に行うこととします。
目標は51キロあと2キロ次回で達成できるか否か?ただ今の飢餓感ではなく、おなかのすき方から見ると、目標はもう少し先かもしれません。