リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

あなたに人工透析は必要か 連続キャンペーン第3弾

 文芸春秋二月号 人工透析を回避したい患者のためのQ&A

人工透析を行なっている患者さんの苦痛は、想像を絶するものがあります。

おそらく誰でも一人や二人、職場や家庭や身の回りに透析患者さんがいることと思います。

週3回1回4時間の透析は、時間もそうですが透析中の苦痛は耐え難いもののようです。

東洋医学では腎臓に色が配当されていて、黒になっています。肺は白、心臓は赤、膵臓が黄、肝臓は青です。

人工透析を長く続けている方は、顔がどす黒くなってきます。色黒や黒人の肌とも違って、皮膚のそこから出てくる黒みがかった灰色から黒です。

明らかにツヤが悪い不健康な肌になります。

そうならない方法があった。ならないような対策があった。

それが椎貝達夫医師独自の「保存療法」であったということです。

今回は全2回から反響があり、寄せられた質問に答える形式になっています。

腎臓に懸念のある方は健康診断を受け、健康な方は「保存療法」のやり方を読んで、腎臓疾患にならない法を実践したほうがよいと思う。

では「保存療法」とはどのような方法か?

1、血圧を最大125以下 最低血圧を75以下にたもつ血圧コントロール

 血圧計を常備し、朝と晩に計測しその平均値を割り出すことのようです。私自身血圧のコントロールは難しいことと思います。

 対策としては肥満を避ける。当然食事や運動は関係します。ストレスをなくす。現代社会では難しいことですが、睡眠をとり体を休めることが重要です。

2、食事療法 蛋白質、食塩、カロリーを考えて取るということです。

 外食に偏りがちな働く世代にとっては、塩分とカロリーオーバーが問題になるでしょう。

 タニタ食堂が話題になっているぐらいですから、カロリーオーバーと肥満は現代病のもとです。

3、健康診断を定期的にする。

椎貝医師も最後に書いているように、この「保存療法」は現在は儲からないが、若い医師が一生をかける価値のある療法であるようです。

保存両方が受けられる病院はまだ少ないようですが、ここに記載することを許してもらいましょう。

1、筑波大学附属病院腎泌尿器内科 茨城県つくば市天久保2−1−1 山縣邦宏担当医師
2、大石内科クリニック      茨城県土浦市大磐田2472   大石明担当医師
3、永瀬内科           茨城県守谷市松並1580    永瀬宗重担当医師
4、椎貝クリニック        茨城県取手市新町2−6−4   椎貝達夫担当医師
5、東京医科大学病院腎臓内科   東京都新宿区西新宿6−7−1  中尾俊之担当医師
6、東京共済病院腎臓内科     東京都目黒区中目黒2−3−8  神田英一郎担当医師
7、昭和大学藤が丘病院腎臓内科  神奈川県横浜市青葉区藤が丘1-30 吉村吾志夫担当医師
8、社会保険横浜中央病院腎臓・透析内科 神奈川県横浜市山下町268  海津嘉蔵担当医師
9、健和会病院腎透析       長野県飯田市鼎中平1936   熊谷悦子担当医師
10、大幸砂田橋クリニック     愛知県名古屋市東区大幸4-16-23 前田憲志担当医師
11、熊本大学医学部附属病院腎臓内科 熊本県熊本市本庄1−1−1   担当医師名記載されていません

以上は文芸春秋一月号に記載されていた病院一覧です。

二月号では1の筑波大学附属病院が削除されています。ご注意ください。また二月号では次の3病院が追加されています。

12、東京医科大学茨城医療センター腎臓内科  茨城県稲敷郡阿見町中央3-20-1 小林正貴担当医師
13、大阪府立急性期・総合医療センター腎臓・高血圧内科 大阪府大阪市住吉区万代東3-1-56 (電話による問い合わせはできません) 椿原美治 林晃正 勝二達也 鈴木朗 担当医師 
14、高知大学医学部附属病院 内分泌代謝・腎臓内科 高知県南国市岡豊町小蓮  寺田典生担当医師

注意書きで該当病院で、受診トラブルが生じても責任は負い兼ねる旨記載されています。くれぐれも慎重にご判断ください。