青魚で肝がんリスク低下
読売新聞6月8日号に掲載されました。
国立がん研究センターの調査で判明したとのことです。
岩手、茨城、大阪、沖縄の45歳から74歳、男女9万人、1999年 98〜2008年にかけて調査しました。
肝臓がんになったのは398人でした。
不飽和脂肪酸の摂取量と肝臓がん発症リスクの関係を調べた。
鮭、鱒、鯵、鰯、鯛、秋刀魚、鯖、鰻の不飽和脂肪酸を含む8種類を、1日当たり70.6グラム食べる人に比べ9.6グラムのグループより発症リスクは36パーセント低かった。
調査をまとめた澤田典絵研究員は、「不飽和脂肪酸の炎症を抑える作用などが、肝臓がんの発症リスクを下げていると考えられる。」と話している。
発症比率は0.4から0.5パーセントの間です。
高いか低いか分かりません。
自然発症の確率はどの程度なのでしょうか。その比較もしないと、不飽和脂肪酸云々は理解できません。
でもこのようなことを聞かなくても、青み魚の脂やマグロの目玉の脂で知られているDHAは、身体に良いと知られていました。
青魚の脂は血液サラサラにし、マグロの目玉は頭を良くすると、一時ブームにもなりました。
オーリングテストを発明された大村恵昭教授は、EPAとDHAが良く配合された物がウィルスを排除すると仰っていました。
セミナーで実演しました。ちょうど参加者に、胃がんだかの手術を受けた鍼灸師がいました。
オーリングテストをすると、手術した周辺にまだ反応があります。
次にこのような場合、手術部周辺はウィルスがバリアを作っていることを証明し、これを取り除くことをしました。
このような状況にあると、抗がん剤を投与してもそのウィルスバリアーで止まってしまうそうなのです。
ですから抗がん剤はウィルスバリアーで止まってしまうので、医師はこの薬の量では効いてりないと倍量を投与し、健常な組織を殺してしまうことになる。
EPA、DHAカプセルを飲ませ15分後このバリヤーは消え去ってしまうのです。
しかしこのカプセルは日本では購入できません。
日本は魚を食べる国なのに、EPAとDHAを適切な配合がする技術が無いのです。
私はもう30年以上アメリカからサプリメントを購入しているので、この恩恵にはあずかっています。
しかし販売しているアメリカにもこの技術はないようで、どうもノルウェーから油を購入し、カプセルにして販売しているようなのです。
不飽和脂肪酸とはこの中に豊富に含まれていて、今ではフィッシュオイルとしてより、オメガ3−6−9として商品販売しています。
ウィルス排除には、EPA180ミリDHA120ミリの比率が良いようです。
がんの発症はもとより、様々な病気のトリガーになるのが、体内にいる常在ウィルスと言われ続けてきました。
この配合のサプリメントを取ることで、その発症リスクを下げるであろうことが今回改めて証明されたと言うことでしょう。