リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

キャンディーズ田中好子さん乳がんで亡くなる

元「キャンディーズ」の田中好子さん死去 Yahooニュースから
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000619-san-ent

私たち団塊の世代のアイドル・キャンディーズのスーちゃん、田中好子さんが亡くなったそうです。ご冥福をお祈りいたします。

死因は乳がんと言うことでした。キャンディーズの3人の中では、私はスーちゃんのファンでした。55歳まだまだ若い死でした。

結婚翌年に乳がんは発見されて手術、以来19年間治療を続けていたそうです。

それが一昨年十二指腸潰瘍を起こし体力を消耗したせいか、今年2月から再発し急激に増殖が始まり、肝臓肺臓に転移したそうです。

ここ3カ月ほどの間に、近藤誠医師の「あなたの癌は、がんもどき」を読み解いてきました。

この中で近藤誠医師は「乳がん」をどのように説明しているか。少々引用してみましょう。

まず乳がんだけでは死なないそうです。

近藤医師の患者さんでは治療をしない方がいらして、その方達を観察していると、乳房内にとどまる場合が多いそうです。

それも急激に増大するような例はまれで、多くはゆっくり増大するか、数例は縮小または消失することもあるようです。

ではなぜ乳がんで亡くなるのか。

それは転移によってである、とされています。

そもそも転移すると言うのは、近藤医師の言う「本当のがん・癌」と言うことだそうです。

それ以外発症したところにとどまり転移しない、または消失していくものは「がんもどき」としています。本当のがんではないのだそうです。

真正のがんは肺や肝臓に転移し、そこで増殖増大しその器官の機能を妨げることにより、死に至ることになる。

乳がんそのものでは死なないと言うことです。

スーちゃんも肺や肝臓に転移した結果死に至ったと言うことになります。

19年の闘病生活と言うことですが、何かしら良い方法は探せなかったのかと悔まれます。

毎年楽しみに見ている夏の風物詩かもしれない、スーちゃんのコマーシャル揖保乃糸(素麺)、今夏は見られなくなってしまうのですね。