高松宮寛仁親王が逝去されました
食道がん患われて長い間闘病されていましたが、とうとう亡くなられてしまいましたね。
皇室ではかなり目立った存在でユニークでした。
そのことがまた国民には親しみを持たれた原因ではなかったでしょうか。
しかし16回も手術を繰り返しながら、とうとうがんを克服できなかったのは、現代医療ががんに対し無力だったことを改めて感じさせられます。
そのことを感じられていたのか、患者さんが教えてくれたエピソードがあります。
その患者さんは不定愁訴のような症状で通われていたそうです。
そこへ宮様がお忍びで治療に来られていたそうです。
病院ではなく、おそらく国家資格はない民間療法だったと思います。
むかしからがんは熱に弱いという性質から、温熱療法と言う物が医療サイドでも熱心に研究されていたことがあります。
そこはそれを独自に工夫したのか、独特の方法でがん患者も見ていたそうです。
それを聞いて「宮様も大変だな」と言う感想を持ったことを、今でも鮮明に覚えています。
昭和天皇も膵臓がんでご逝去され、いままた寛仁親王が食道がん、今上天皇も前立腺がんを克服されました。
天皇家はがん体質といってもいいかもしれません。
でも畢境免疫を高度に保っていればがんには対抗できると思うのですが、宮家のお仕事では様々な環境にさらされるので負担が多いのでしょう。
それがまた病気の一端になるのではないでしょうか。
国民の安寧を常に祈っていただいている天皇様には、いつまでも健康で有られるよう願う次第です