リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

がん メスとクスリで殺される人たち 

 週間現代4月28日号 特別対談 がん治療の上司いは劇的に変わった!

対談は順天堂大学医学部・樋野興夫教授 とがん研有明病院・向山雄人緩和治療家部長のお二人です。

近藤誠慶応大学医学部講師が昔から地道に活動し、一昨年上梓された「あなたの癌はがんもどき」から、多くの医者が発言をしてきました。

それは抗がん剤による副作用で、多くの患者がなくなっているということでした。

がんではそう簡単には死なないことが、徐々にではありますが一般的認知がされ始めてきたのでしょう。

それでも冒頭に「がんではなく副作用で死ぬ」という段を読むと、このことは衝撃的です。

改めて「恐縮ですで有名だった梨元勝芸能評論家」や筑紫哲也さんたちの突然の死は、改めて巷間囁かれたように副作用の死ではなかったかことを思い出します。

緩和治療という分野が「がん治療」のひとつの積極的治療であると話されています。

これもまたひとつの発見ではないでしょうか。

また病院経済の問題で「がん難民」と呼ばれる人々が増加している問題も指摘されています。

つくづく日本の医療の問題が根が深いことを思います。

それと患者の心のケアの付いても指摘しています。

心の安定が病気克服の一番の要素です。

交感神経を鎮め副交感神経を高めることが、免疫を賦活し病気克服をするのです。

ところが日本の医療は経済優先で、患者のこころのケアは捨て置かれることが多いのです。

がんに限らず日本医療の問題点が凝縮された「がん治療」に光を当て、改めて問題点を指摘しがん患者にも有益な記事でした。