リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

前立腺がん手術

 早期前立腺がん手術「待った」という見出しが読売新聞に載りました。

米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に、ミネソタ大学グループが前立腺がんの早期手術は経過観察と、死亡率に大差ないと発表したそうです。

マーカーとして使用している「PSA]検診で発見されたがん患者を、2群に分けて経過観察したところ上記のような結果になったようです。

前立腺がん手術は性機能を失う危険性もあり、すぐ手術すべきかどうかが世界の議論対象になっているそうです。

当治療院では過去に末期の前立腺患者を完治させたことがあります。

前立腺から転移して、左足のリンパ、右恥骨、腰椎と3箇所に転移していました。

週3回の高麗手指鍼治療と、アガリクス類のサプリメントを服用してもらい、およそ1年で消すことが出来ました。

ところがマーカー値、この場合は上記の「PSA」かいなかは聞き漏らしましたが、低かったので医師はMRI検査を渋っていました。

しかし患者があまりにも元気だったせいか、やっとシンチグラフィイをとったのは、私がオーリングテストで完治したと判断してから3ヶ月も経過した時でした。

前立腺がんは転移しても急激に広がる悪性でなければ、このように自分の免疫力を高められる、「手のひら先生の高麗手指鍼」治療で完治まで行くことがあります。

従来高麗手指鍼でも「がん」は対処が難しい疾患でした。

わが師金成万先生はテレビで紹介されたので、がん治療で有名でした。

しかしその治療はあくまで従来の鍼灸師の範囲を出ることの無い、気の運用の達人の範囲を出るものではありませんでした。

「わしががんを治せるのは、一本一本気をこめて鍼を刺すからだ」と仰ったのは今でも耳に残っています。

もちろんそれは必要なことですが、十分な条件ではなく身体に備わった免疫力を引き出せる、十分なつぼの運用があるのです。

死亡率も5.8パーセントと低く、そう恐れるがんではなさそうなので、記事にあるように早期に手術の判断はすべきでないのかも。