リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

顔面麻痺(ベル麻痺)の新治療法

 ベル麻痺は発症間近で治療をしても、3ヶ月から半年かかります。

それで完治して元の顔に戻れば良いのですが、程度は差があれ後遺症や違和感が残るのが通例です。

新潟大学安保教授が発見した免疫システムを知り、その調整法を取り入れた方法を行うことにいたしました。

免疫調整法1、2、3と呼んでいる方法です。

顔面麻痺ベル麻痺は免疫が低下し、常在するウィルスが暴れて引き起こす現象です。

入院しても対処法がなく点滴を行って免疫が上がり、自然回復しか方法がありません。

悪いのはそれで治れば良いのですが、多くの場合治療機会を逸してしまうことです。

治療は早いほうがより良いのです。

患者さんは発症がまだ先週とまもなく、診察したあとこれは治せないように言われて、困って来院したのです。

免疫調整方はこのような内容になっています。

1、気の調整によって体全体、血管内のリンパ球顆粒球のバランスや血流改善による免疫改善法

2、胸腺由来T細胞免疫の調整 がんなどに働く免疫 人間の進化とともに獲得した免疫

3、胸腺外T細胞免疫の調整 人間が最初から備えていた免疫

この3つを完成したのでこれを治療法に組み込んで行います。

1回目の治療で今までにない、治療効果が出ました。

それは患者としては少しいい感じ程度ですが、オーリングテストでは従来にないほどの効果が現れました。

2回目の治療の前の感想は、まだ水を口に含んだ時に違和感があると言うことでした。

2回目の治療後はさらに改善しています。

その後3回目の予約の段階で感想を聞くと、かなり良い感じになってきたということです。

早期の治療開始とは言え、週1回程度の治療で改善が進んでいることはこの治療法の完成を感じます。

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