リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

タバコは肺がんの原因ではない

喫煙は肺がんの原因ではない BPネット
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20080530/160041/?ST=career&P=1

従来からいわれてきた「タバコは肺がんの原因」とか「喫煙者より周りの受動喫煙者のほうが肺がんになる危険性が高い」などの常識が、疑われる調査が行われているようなのです。

タバコをすわないしタバコの煙の嫌いな私としては、タバコが肺がん原因の第一位に止まり、禁煙場所が拡大することは喜ばしいことです。

ラーメン食べて終わろうとすると、隣からたばこの煙が流れてきて、今食べているまたは食べ終わった記憶が一瞬のうちに消え去ってしまったことがありませんか。

近年喫煙場所が拡大し、庶民的な食堂でも禁煙になっていくのは、とても喜ばしいことです。

ところが最近の研究では肺がんの原因とされていたタバコが、必ずしも因果関係を問えないらしいのです。

遺伝子との関係で因果関係を問題とされているのですが、ニコチンに反応してガン化するか否か、そこの関係に結論が分かれるとのことです。

慶応大学講師近藤誠医師の論文では、欧米では「肺がんは治せない」と言うことで、検査も手術もしない厄介ながんであるとされています。

それで日本でも早期発見の対象となり、成人病検診でおこなわれていたものが数年前から中止になりました。

ということで欧米ではならないように、肺がんの原因因子について敏感になっているのでしょう。

でももしタバコが肺がんの原因ではないとすると、莫大な訴訟を起こされていた、世界的なタバコ産業はどうなるのでしょう。

これは大きな問題が生じることになるかもしれません。

私が行っている「手のひら先生の高麗手指鍼」のニードルキーパーを使った過去の治療では、この肺がんはかなり消えていたので治療している私が驚いています。

肺と言う最も外から常に攻撃を受けている、臓器としてはもっともダメージを受けやすいところのがんが、最も消えやすいというのはどのようなものに由来するのか。

手のひらという治療場所が、肺に近いせいなのかと考えたこともあります。

しかし肝臓やそのほかの臓器もそれほどの差があるわけではなく、結論として免疫を維持しているのは肺と腎臓であると東洋医学では考えているからです。

つまり免疫の中心にある肺を治療することが、肺にあるガンを消え去ったという結論に至ったのでした。

タバコの煙は周囲にとって大変迷惑なので、私としてはこのままの結論でよいのですが。