リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

私のパーキンソン病治療研究

 先日の土曜ワイドラジオ東京 永六輔さんの番組を聞きました。

いっときの何を言っているのか分からず、聴取者からもう引退しろと言われた危機的な状況からは脱したようでした。

しかし感情が昂ぶったときには、アナウンサーの助けを必要なようです。

パーキンソン病の妹の治療で最大の難関は、医者の治療は進行を遅らせるだけなので、この鍼治療を信じて続けろと理解させることでした。

今は効果も出てきたので言うとおりに薬を調整し、高麗手指鍼治療を行っています。

薬を全部やめればもっとよくなると思うのですが、そこは気が小さいのでできないでしょう。

いまips細胞が騒がれていますね。

パーキンソン病にも応用が図られているようです。

その原因がミトコンドリアにあるとして、これの改善を図る治療薬の研究がされているようです。

ところでパーキンソン病治療の際、経絡調整を行うのですが、ここに呼吸すなわち酸素を取り入れるのに関係する、肺の経絡の異常が出てくるのです。

西洋医学から見ればそれはこじつけとしか見えないでしょうが、診断からはこの経絡の補瀉が必要と出るのです。

体に鍼を刺す伝統的なものではパーキンソン病は対処できないでしょう。

またいろいろな流派の診断論では、おそらく肺虚ということは取らないと思われます。

血流改善を図る、神経と関係する腎経の調整などでしょう。

脈診と言う血流から気の流れの異常を読み取る方法では、脳の中の気脈の異常を読み取ることは難しいでしょう。

このことからパーキンソン病の原因のミトコンドリアに結びつく診断ができていたことに、改めて手のひらの診断が正しいと実感しました。

いま私の研究では脳を刺激できるツボが次々と見つかっているので、脳神経を刺激できるという今までにない鍼治療の展開を見ています。

中国二千年前に書かれた黄帝内経には、解剖をされたが神経は見落とされています。

そのことが鍼治療の欠点では決してありませんが、そのことが神経難病対策が今までできませんでした。

しかしそのツボが確定されて上手な運用をされていけば、より安全で確実な治療が出来上がります。

まず第一段階の一相 ファーストディメンションはほぼ終了しました。

このあと電圧などの変化によって、セカンド、サードにおけるツボを確定することで、さらなる治療の幅が広がってくるはずです。

全く新しい高麗手指鍼「手のひら先生の高麗手指鍼」にとって、未知の世界が開かれるでしょう。