関節リウマチを治す6つのツボ
関節リウマチを治す6つのツボ
手のひら先生の高麗手指鍼療法は鍼治療理論に進化論を融合させています。このため関節リウマチ治療の原因となっている、免疫システムを調整する方法があります。
それが6つのツボになります。と言っても特別新しく発見したものではなく、進化という視点を変えると免疫を調整する役目を持っていることが分かるのです。
人間は600万年前に地球上に現れてから、細菌やウイルスとも戦ってきました。さらに自分の免疫システムが暴走して自らを攻撃する病にも悩まされてきました。
ただ手のひら先生の研究によれば、人間になる前から備わって進化してきた免疫システムは、自分で治す力も備えているのです。
ただそのままでは修正できない調整できないものでも、ツボを正しく刺激すると正常な働きに戻るのです。
ただツボをやみくもに刺しても効果はなく、進化の段階は6つありそうなのでそれぞれの免疫調整をしなければ、この複雑に構成されてきたものを正常に戻すことは出来ません。
関節リウマチを完治させるために
分かっているだけでも紀元前4500年前から関節リウマチに人類は苦しんできました。
その原因が解明したのは最近のことです。
薬は対症療法の薬のみで、炎症を鎮める痛みを抑えるものです。そしていよいよ決定打と期待されたのが生物学的製剤でした。
関節リウマチで起きる様々な症状を短期間に改善するものでした。しかし副作用が激しく起きる人もいて、すべてに効果的なものではありません。
その働きは免疫が悪さをしているのだから、その免疫の働きを止めてしまえば良いという発想です。その発想は良かったようですが、副作用と言う産物が激しく出る人もいるようです。
劇的な効果が現れるので認可されて3年も経たないうちに広く普及しました。もう10年以上経過していますが、副作用が出ていなかったはずの患者さんに、重篤な内臓疾患が出ていると警告され始めています。
医師の中には生物学的製剤ではなく、今までの抗リウマチ薬などで対処されているようです。
漢方薬はその理論からも根本治癒を目指すのではなく、症状を消し定期ながら根治を目指すというものです。
鍼治療は免疫調整の理論はありません。過去にも鍼で関節リウマチを治した記載は無く、近代で鍼治療とお灸の併用で効果を出された方がいるだけです。
免疫システムを正常にする方法
手のひら先生の高麗手指鍼療法は進化論を融合させたと書きましたが、耳鍼の創始者ノジェ博士に習い、3段階フェーズ3までのつぼを手のひらにみつけて治療していました。
ところがノジェ博士はどうもフェーズは6まであるという事でした。
生物学的製剤を使っている関節リウマチの患者さんが、今まで訴えなかった手首関節や足首が痛いと言い始めました。
そこでかねてから研究し見つけていた免疫調整点に鍼を刺しました。
すると目覚ましく良い効果を出したそうです。
薬の効果の限界を知るとともに、免疫を正常にするには単純ではないと知りました。
免疫には2種類の免疫がある
免疫は2つに分けられています。
人間になる前から備わっていたものを自然免疫と呼びます。あとから備わった免疫を獲得免疫と呼びます。
関節リウマチに関係するのは自然免疫と考えられていました。安保徹新潟大学教授と福田稔医師の、自律神経免疫療法は血液の顆粒球とリンパ球の崩れた比率を正常にすると免疫度が高まるというものでした。
最近の研究だと関節リウマチは自然免疫だけでなく獲得免疫も影響を受け、免疫の暴走が起きているというのです。
すると自律神経免疫療法だけでは対処できないことになります。
手のひら先生の免疫調整法は進化論が組み込まれている
特にがん細胞は自然免疫では認識できません。がん細胞と言えど自分細胞が癌化したものなので、キラー細胞とよぼれるリンパ球は敵と認識できないのです。
胸腺で育ったt細胞は癌細胞を認識できるので、情報をキラー細胞とよぼれる殺し屋に教えて駆除を行うことが出来ます。
このネットワークを発見されたのがオーリングテスト創始者の大村恵昭博士でした。
博士もこのネットワークと鍼治療と進化論が組み込まれていたとは思ってもみなかったことでしょう。
このネットワークを刺激できるのが鍼治療です。ただそこに鍼を打つだけではこの精密に出来上がった装置は動きません。
鍼の向きはどうします?鍼の本数は1本?3本? 単純な治療法ではありませんね。
関節リウマチを完治させる方法
薬では完治することは不可能です。
伝統的な鍼治療では理論も治療法もないので治せません。ただしお灸と併用するとリウマチが良くなったという症例はあります。
漢方薬はもともと原因を定めて治療する方法ではありません。
お灸は効果が出たという症例が残っています。
早期発見早期治療
関節リウマチの早期発見は難しいのではないでしょうか。以前医師が書かれた膠原病も含めた研究者が「病気の見極めは相当難しい」と吐露されていました。
リウマチと診断する基準もいくつもあります。
患者さんの血液検査数値を見せていただいた時、「お医者さんはどの数値を重要視していますか?」と聞くと、多くがリウマトイド因子になります。
あとはレントゲンの関節破壊度を基準にしていることもありました。医師ごとに重要視している項目が多少異なるようです。
早期発見するための検査方法が研究されているようですが、なかなか難しいのではと思います。