リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

サムライ日本 ザッケローニが迷っている

 先日のキリンカップ面白くなかった。

グアテマラが緒戦でしたけど、始めの10分ほどでチャンネルを変えました。

明らかな格下でした。

それでも攻め倦んでいました。いつもの日本チームのワンパターンでした。

ザッケローニは進歩してないと感じましたし、未だ日本文化を理解してないなと感じた。

いままで日本代表を率いて成功した監督を見ると二人だけですね。

トルシエオシムです。

この二人に共通するのは何かというと、日本文化を考えずに組織を組み上げたからです。

いやオシムは日本人のこと文化のことを深く考え、日本サッカーの一段高みに引き上げてくれたはずです。

彼はそれを理解したうえで日本的な上下関係責任感などを、従来にはないほど破壊するよう組織化したのです。

個人個人は攻めたり守ったり深く考えることを求めましたが、激しい入れ代わりなどによってそれまで良く見られた、無責任なバックパスやとりあえず人にボールを預けることは少なくなったと見ました。

それだけ選手はめまぐるしく入れ替わっていた記憶があります。

選手がただひたすら攻めに専念することを求めていました。

あらゆるアイディアを使って、それで余計なことを考える余裕を与えなかったのです。

道途中で挫折しましたが引き継がれて、南アフリカでは花咲いたのです。

トルシエは馬鹿の一つ覚えみたいに、フラットスリーを推し進め日本的な弱気の虫、責任とかを考えさせないチームにして結果を出しました。

選手の質力は上がったとはいえ、まだまだ日本チームは個々の力はありません。

組織としてみると日本社会に見られる、指示待ち責任逃れその場しのぎなど、最近のチームには現れていますね。

日本人のメンタリティーやこのような官僚的な考え方するのが日本人と、ザッケローニが理解するならいまのチームに欠けているのが何か気がつくはずである。

つまり強力に指示を送る人間をポイントポイントにすえるということ。

前は本田圭祐がいる。

中盤には遠藤と長谷部がいるが、彼らがどの程度声を出し指示し統率しているのか疑問だ。

ディフェンスには誰もいない。

つまり前中後ろに、さながらドゥンガを3人置けば、日本のチームは機能的に働き個々の能力も発揮できるのだ。

だからバックに闘莉王や中沢を入れることで、かなりこのチームは活性化するはずなのだ。

ザッケローニは日本人のことがまだ良くわかっていない。イタリア人とはちがうんだよ。

最近またバックパスが多くなったでしょ。

このボールの責任僕持ちたくないもん病がまた出てきたと、私は嘆いているのですがザック君は分からないので悩んでいるのかね。

「そんなんじゃ頭はげちゃうよ」アルシンドが言うかも知れないなあ。

あとの中盤の二人にはもっと怖い存在になって、背中で見せるのではなく怒鳴り飛ばして動かせる存在になってほしいのです。頼むぜ。