きくち体操
きくち体操という本を何気なく購入しました。
おん年80歳を越える女性が作られた、一生寝ないで生きられる体操と表紙にかかれてあります。
体操内容はどれもどこかで行っている、格別特殊なことでもありません。
鍼灸でもそうですが、視点を変えれば働きも効果も全く異なってくるのです。
一生できる体操という視点、脳と連動させて行う視点、今までの体操とは相当違うのではと思いました。
これ脳溢血脳梗塞のリハビリにも使えるのではと思いました。
脳と体を連動させるすなわち体の部分を動かすにも、脳を意識してながら行うという目からうろこの体操です。
リハビリになると鹿児島大学の川平法がありますが、一般にもリハビリにも使えるとなるとこれは良い方法です。
老眼を治せるという本を読みましたが、これも目と脳を考え脳の活性化することが老眼治療になるという考え方です。
例えば座って足をくの字に組み、曲げた足の指の間に反対の手の指を差し込み、趾のどこが弱っているかを確認しながら体操をする。
これは本当に気が付かないもので、再度言いますが目からウロコでした。
足指が衰えているなどとはあまり考えませんね。
足全体が衰えているのは気が付きますが、パーツとしての指の衰えまでは考えつきませんでした。
故長野潔氏が全く新しい視点で、鍼灸治療を理論化しました。
帯脈というツボの働き効果を引き出しました。
おへその位置で体の脇との交点に刺鍼すると、膝や肩の障害を治療できるというものです。
古典に記載されているものを、新しい視点で見ると全く変わった景色が見えてくるということでしょうか。
きくち体操は簡単で一生続けられるものであり、すでにかなり普及されているようで、我が妹は知っていて試したことがあるようです。
年齢が若いほどもしかするとまだ知られていない体操なのかもしれません。
もしかすると私だけだったのかも?
- 作者: 菊池和子,岡島文乃,編集人/ 矢部万紀子,発行人/ 宮澤孝夫
- 出版社/メーカー: いきいき
- 発売日: 2013/02/12
- メディア: 単行本
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