プロスポーツ選手と難病黄色靭帯骨化症
ソフトバンク ホークスの大隣投手が、黄色靭帯骨化症で手術を受けると報道されました。
つい昨年もジャイアンツの越智選手が手術を受け、やっと最近リハビリから投球を開始したというニュースが流れたばかりでした。
国の難病指定で原因は不明ということです。
スポーツをしているそれもプロ選手で、トップレベルにいてもこのような病気にかかるというのは、何年も不思議でした。
体を激しく使い良くマッサージや食事など、最大限気を配っている選手でもこのような病気にかかってしまうのです。
大体の病気は免疫と血流障害を改善すれば予防できるものです。
したがってプロ選手がこのような病気になるというのはなぜなんでしょうか。
私が行っていて効果のあった後縦靭帯骨化症治療では、もちろん免疫も調整しましたが、メインになって調整したのが血流改善でした。
一般の方はそれで大体痛みも取れ、進行もとまり治療は中断するのです。
中断というのは進行が10年は止まっていくはずと病院で言われても、患部はの状況は改善していないので、当面日常生活に支障がないということで中断するのです。
元のようになるにはかなりの時間がかかると予測されるので、それでは患者さんの負担が大きいので一旦治療は中断にします。
さてほとんどの方はそのような経過をたどって来たのですが、中には遅々として改善が進まない患者さんもいます。
何故効果がないのかは、やはり原因を捉まええいないからでしょう。
ところが私の最近の研究テーマは、脳と免疫が中心になっています。
リウマチなどのよく知られた難病は、免疫疾患と言われています。
この免疫疾患をより深く研究しようと「安保徹の免疫学講義」を読んで、最先端の免疫学の知識が蓄えられました。
それとともに従来から言われている、胸腺由来T細胞免疫をより一層活性化し、後縦靭帯骨化症治療に取り入れることも考えつきました。
そこへこの病気で痛みは既にほとんど消えている患者さんが久しぶりに治療にこられました。
この研究成果を試すことと、新たに安保免疫を知ることでインスパーヤーされ、胸腺外T細胞免疫の調整も同時に行いました。
これをちょっとカッコつけて、昔に名づけたISSを使いISSー1と2としました。
この処方をすると劇的に治療効果は上がり、目で見る限りは血行がまず最初に改善されたのが確認できました。
次はオーリングテストによる検査です。
免疫度を測ると、これが以前よりはっきり上昇したことが分かりました。
次は患部の検査です。
もう絶対開かないと思うほど指に力が入っているのが分かり、鉄壁のクローズ状態です。
これらの処方と結果によって、難病とされた病気も実は免疫が低下したことが原因であろうと推測できました。
これからその後の報告でより良い結果が出れば、この仮説が証明されたと言えるでしょう。
たった一例でそう言えるか?
私の治療法は再現性があり、この免疫調整は既にリウマチ、がん、パーキンソンなど様々な治療に取り入れて、症状の改善が図られています。
日をおかずに結果は出てくるはずです。
免疫疾患と捉えれば納得するはずです。
スポーツ選手でも一般人でも、あらゆる人に平等に発症するものは、ほとんど免疫を疑ると解決できます。
しかし今までその全貌が見えなかったのですね。
それが今解き明かされ、解決の糸口が見つかり始めたと言えるかもしれません。
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