リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

金田投手と桑田投手の対談  

 週刊ポストにお二人の対談が載っていました。

早速購入しましたがほんの数ページしかなく、インタビューはもっと長いはずで、物足りない特集になっています。

もしかしたら対談集として出版されるのだろうか?されたら日本球界には大きな役割を果たせるはず、そのような内容でした。

もう40年以上前だったかもしれませんが、日本テレビ日曜日にジャイアンツの番組がありました。

そこで金田投手がピッチングの極意を、実際に投げながら説明していたのです。

豊富な知識がありピッチングではこんなことをしているのかと、驚いた鮮明な記憶がいまでもあります。

その後解説者となった彼は「運動して鍛えて、汗をかいておそそ掃除をして」と同じ単語の羅列をして、テレビ週刊誌で活躍の場を広げました。

しかしいかんせんどこでも同じボキャブラリーしか発しないので、せっかくの才能を殺していてこれでは誤解されるなあと思っていました。

正しい聞き方をすればその豊富な知識見解見識を引き出せるのに、惜しいものだと長く思っていました。

また金田投手はややもすると感情が高ぶる傾向もあるし、何しろ並みの評論家やスポーツ記者のたぐいではコントロールが効かないと思っていました。

金田投手が一目置くようなインタビュアーがいたらと思っていました。

彼の頭にあるものを言葉に置き換えて解説しなおしてやれる、そのような役目をする適役がいればと思っていましたが、やっと出てきたのではないでしょうか。

ファン、アンチファンのほとんどがそうだと思いますが、桑田投手が引退しマスコミで自ら語るようになって始めて、彼の真の姿を理解したのではないでしょうか。

それまではマスコミが作り上げた虚像に、多くの人が間違って彼を見ていたはずです。

人間性もそうですがその理論家ぶりも、うわさ話から形になって現れました。

特に最近皆が驚いたのはかの東大野球部の投手が蘇ったことでしょう。

的を得た心に響く理論を実績の上に語るので、受け手も納得するのでしょうか。

この彼が見事に金田から、投手金田を見事に引き出していました。

さすがですね。

野球ファンも金田桑田ファンも、是非読むことをおすすめします。

ところで週刊ポストよ!

もっとロングインタビューしているはずなのに、小出しになんかしやがって、早く本にまとめて出版しろ!

待ってるぜ。