リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

山下達郎という売り方

 山下達郎が新曲を8月10日に出します。

山下達郎 アルバム詳細発表!
http://www.hmv.co.jp/news/article/1105300039/

試聴しましたがこれも過去に聞いたことがあるような曲ですね。

商売が彼はうまい。

作曲家の持っているメロディーライン、無尽蔵には無いので似通ってしまいます。

彼のように5年か10年に1度のペースでアルバムを出せば、どんなファンも前の曲を忘れているし、達郎のアルバム待ってましたと購入してしまいます。

私も彼の販売戦略に嵌って、きっと買ってしまうだろうなあ。

彼が昔いみじくも言ったことがことがあります。「大滝詠一さんの曲作りは全て知っている」

大滝詠一さんの曲も聴きやすい名曲ではありますが、どれも似たりよったりです。

1960〜70年代のアメリカンポップスのテイストとでも言うんでしょうか。

達郎の曲はアルバムやツアーをしてない間、ほかの若手に提供するとこれがまた良いんですね。

いい曲だなーと聴いていると、何か懐かしい感じがする。

作曲者山下達郎のクレジットを見て、アーやられたなと思うのです。

時代と共にヒット曲の寿命が短くなって来て、そもそもヒットチャート自体余り騒がれなくなってしまいました。

彼のような才能があれば、ターゲットを定めそこで飽きられないようにマーケッチングをやる余裕が生まれるのでしょう。

ニコンが欲しくても中々手に入らなかったことがある。

需要の8割程度に供給制限をすると、品不足で価格破壊などが起きなくなる。そのようなマーケティング手法をとっていたことがあります。

山下達郎はまさにその手法をとっている、マーケティングの達人なのではないだろうかと思う。

聞きたい聞きたいとファンが思う欲求が、極限に来たころに新作を出すので売れるのです。

やはり買いに行こう。