リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

スキルス性胃がん

萬田久子ショック 事実婚パートナー死去 ヤフーニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110810-00000009-spnannex-ent

ほんの少し前萬田さんが建築中の新居で、近隣住民ともめているというニュースが流れたばかりでした。

それから日を置かずこのニュースが流れるということは本当に急な出来事であったのだなと思います。

スキルス性胃がんと言うのは発見も遅く、進行も早い悪性がんであるとは聞いていました。

7月に胃がんと発見され、入院しこの度のことですから、いかに早く病気が経過するかが分かります。

このスキルス性胃がんと聞くと、すぐ思い出されるのがフジテレビアナウンサーだった逸見政孝さんのことです。

あのがん再発を発表された時は衝撃的でした。

大騒ぎになったのを覚えています。

それから再手術を受けて3ケ月でお亡くなりになられたのも記憶に新しいことです。

逸見さんと言えばフリーアナウンサーになったばかりで、飛ぶ鳥を落とすほどの勢いで人気が有りました。

その方がある日突然自分ががん患者であることを発表したのですから日本中が大騒ぎでした。

それもどうやら重症の悪性がんであることで、一層大きい出来事になったのでした。

またその頃はがんの告知がまだ一般的でなかった頃で、そのことも大きな関心になった原因です。

またこの後週刊文春に掲載された「慶応大学講師近藤誠」さんの論文でした。

もう助からないこと、転移していたそれも悪性スキルス性胃がんを手術したことに対し批判をしたのでした。

氏が4月に出版された「抗がん在は効かない」にもこのことが書かれています。

抗がん剤は効かない
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163741307]]]

がんにも転移する真正のがんと、転移しないがんもどきがあると近藤医師は説きます。

しかしこのように今の現代医学で対処できない悪性がんは、何もしない方が生存率は高くなると言っているのです。

さて一般の方がある日突然このがんを宣告されたとき、どのような判断をするのだろうか。