リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

スガシカオのいま

 大手のプロダクションを辞めて、(2011年10月、オフィスオーガスタからの独立)一人でコツコツと、デビュー当時の気持ちで活動を始めると聞きました。


その決意はこのブログで。
http://ameblo.jp/shikao-blog/entry-11061250401.html


コノユビトマレ スガシカオオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/shikao-blog/

スガシカオのアルバムを買い始めたのは、7年ぐらい前からでしょうか。

私が営業を始めた頃出張治療をしていました。

その時つい愚痴が出てしまったのですが、出張先の患者さんは元大学教授で、素晴らしいアドバイスをくれました。

それは「君!世間というものは、良い治療技術を磨いておけばほっとかないよ」というものでした。


その数年後NHKの「トップランナー」に彼が出演するというので、待ち構えて見た記憶があります。

一通りインタビューが終了し、スタジオ観客との一問一答がありました。

ある青年がこう言う質問をしました。

「僕はいま30才でサラリーマンをしています。学生の頃から作曲をし、シンガーソングライターを目指していました。でもなかなかチャンスがなく今に至っています。年齢のこともあり人生の決断の時期と考えています。」

このような趣旨でした。

スガシカオも28歳頃のデビューで、いわゆる遅咲きのアーティストです。

デビュー前は思い切って会社を辞め、作曲に専念したが経済的にも逼迫してのデビューだったそうです。

彼の答えはこのようなものでした。

「いまレコード会社も様々な新人発掘をしている。何歳になってももしその曲がよければ、会社はそれを放っておかない。曲ができたらテープを次々と会社に送ることだ。」

あ!この言葉あの教授が言っていたのと同じだ!

今は情報社会で、様々なメディアで多様な情報が満ち溢れています。

ではそれらですべての情報が吸い上げられられるかというと、必ずしもそこから漏れたり埋もれたりしているものは多い。

イギリスのタレント発掘番組でスーザンボイルと言う冴えないおばさんが、一躍スターになったのも記憶に新しいものです。

インターネットもユーチューブも今ではフェイスブックツイッター、と様々な情報を発信できるメディアが揃っています。

真に価値があると認められれば、世間が放っとかない素晴らしい環境がある、幸せな時代なのではないでしょうか。


それにしても今回の彼の決断は大したものです。

新たなスガシカオの音楽が生まれるのでしょうか。

ライブハウス中心の活動になっているようですが、参加できない状況にある私としては、なるべく早くアルバムを出して欲しいな。