リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

DTM事始め

DTMご存知ですか?

Desk top music デスク・トップ・ミュージックの略だそうです。

パソコンで作曲したり、音楽CDを作成したりする事を総称する様です。

1昨年脳溢血で入院した際ベットの上で考えていたのが、「音で病気を治す」と言う研究をいよいよ形にしようということでした。

東洋医学のバイブル、黄帝内経素問霊枢18巻の中に、内蔵に配当される音が記述されています。

鍼灸では理論の基礎を陰陽五行論にに置き、それをまとめたのが五行の色体表です。

中国の伝統医学は経験と観察の医学とは言うものの、なんで音や色と内臓とを結び付けられるのか、考えても謎は深まるばかりです。

とはいうものの全く手掛かりがないわけではなく、大村恵昭博士の考案されたバイ・ディジタル・オーリングテストなどを手掛かりに、これらを検証することも出来ます。

何しろ昔の中国人のイマジネーション力には驚かされます。

お腹を治療するときこれを「大極」と呼び、宇宙に見立てるのです。それは理解できない訳のわからない状態「混沌」状態にあるからだそうです。

彼らは宇宙の成り立ちは、ガス状であったと「老子」に記述しています。

現代の宇宙物理学で分かり始めたことが、二千年以上前に何で分かっていたのでしょうか。

音についてはそれぞれ木(肝臟)火(心臓)土(脾臓今の膵臓)金(肺臓)水(腎臓)に分けられていますが、角 チ(印字できないちという文字) 宮 商 羽 を当てはめています。

西洋音階で表すと、ミ ソ ド レ ラになります。

これを何とか工夫できないかと研究を重ねた結果、どうやら治療効果がでそうな音の組み合わせを見つけ出しました。

しかしキーボードは引けない音符は読めない、何しろ音楽で5を取れなかった人間が、曲がりなりにも作曲を目指そうと言うのですから大変でした。

その上CD製作まで行おうと野望を抱いたのです。

そこで見つけたのがDTMです。

まず私の流儀として入門書を取り寄せることになりました。5冊もです。

でもこれが理解不能です。

あなたもパソコンで簡単に作曲が出来ます。と言うキャッチコピーに惹かれて購入しても、挫折する人が多いのではないかと気がついたのは、ソフトを動かし始めてから半年も経っていました。