リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

 サウンド・アキュパンクチャの作成で、一番苦労していたのがリウマチ治療用でした。

何しろ自己免疫疾患とはいえ、そのメカニズムが解明されていないので、西洋医学的な手掛はありません。

ほとんどがステロイドや生物製剤の使い方か、自己免疫疾患とはどういうものかということを書いた医学書だけです。

東洋医学でもリウマチ治療はほとんど効果はないのです。手のひら先生の高麗手指鍼治療でも、確立した自信あるところまでは行っていません。

リウマチは全身疾患なので、部分や一部の器官の病気ではありません。したがって治療は全身の治療を行わなければならないのです。

当然サウンド・アキュパンクチャは手法が異なるとはいえ、手探りの状態で行っていました。
全身の病気であるということがヒントになり、それがサウンド・アキュパンクチャ作成の新たなアイデアを生みました。

それでここで新たな道が開かれそうなのです。試聴していただいた患者さん2名から、試聴直後にすぐ結果が出て報告がありました。

今まで何回も作成してきましたが、このような反応は初めてでした。まだ始まったばかりの世界ですが、確かな手応えと受け止めてこれからも研究を続けようと思った次第です。

音を聞いてリウマチが治る。薬なしです。楽しいことではないですか。

鍼ですか?チョットライバルになりますかね。こちらの研究も深めないとなりませんが、今回の成果を踏まえると、鍼の効果もいっそう高められる目処が立ちそうです。