リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

世界で最も早くがんを見つける方法 その1

 オーリングテストをご存知ですか?

ニューヨーク在住の日本人医師、大村恵昭博士が発明した診断方法です。これはアメリカでは特許を認められています。

日本では治療に関するものは特許を取れないことになっているのですが、当時の大統領ビル・クリントンの、広く特許を認めようと言う政策で認可されたそうなのです。

さて「あなたはがんです」と診断を出来るのは、医師免許を持ってる者すなわち医師のみに与えられた権限です。

ですから医師免許を持っていないものが「あなたはがんです。」とは言ってはいけないので、くれぐれも注意しなければならないことです。

オーリングテストと言うのは、一見とてもシンプルな技術なので、誰でも簡単にできると思いがちです。

ですから今まで私が知り得る限り、医師でさえ誤ったオーリングテストを行っています。

もしこれをご自身の治療の中に取り入れるとすれば、書籍を読むだけでなくオーリングテスト(正確には日本バイ・ディジタル・オーリングテスト)協会のセミナーに参加することをお勧めいたします。


日本バイ・ディジタル・オーリングテスト協会
http://www.bdort.net/

大村恵昭プロフィール 「オーリングテスト入門」kinokuniya bookweb より
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4309270794.html

オーリングテストの原理は、アメリカのオステオパシーを行っていたジョ―ジ・グッドハート氏によって開発された、キネシオロジーテストが始まりとも言われています。

キネシオロジーの解説「アサヒナ指圧院 筋膜リリース研究所ホームページより」
http://8motion.net/add8.html

簡単に見えるものほど実は難しいのです。それが命にかかわることになればなおさらです。

現代の最大の問題「がん」を診断するとなると、それはなおさらのことです。それを理解しないで行うことで、オーリングテストは今まで誤って使われることがあったようです。

O−リングテスト協会へ一般の方から寄せられた御質問
http://www.bdort.net/as/toiawase.htm

プロと言われる方達の技術などは、典型的なものではないでしょうか。

古い話ですが私がプロ野球を見始めたころでした。ジャイアンツの三遊間は、長嶋茂雄と広岡達郎で鉄壁と言われていました。

長嶋選手はショートの前までごろを追って、華麗にアウトを取っていました。それでも取れない時は、難しいものでもなんでもないように広岡選手はそれを処理していました。

ファンに受けたのは長嶋、玄人受けするのは広岡と言う評価でした。難しいものをさも簡単に処理してしまうのが、最高のプロの技術なのだと思います。

どのような世界でも同じだと思います。医療、料理、様々なスポーツ、すべての職業でプロと言われるレベルは、簡単に習得できるものではありません。

相手の指を輪につくってもらい、その輪を引っ張って開くかどうかで判定する。

これだけでがんかどうかなど知る由もありません。

しかししっかりと段階を踏み、様々なテスト試料を用いることで、がんまでも判定できることになります。

それでも最終判断は、MRIなどの機器を通して医師に診断してもらうことになります。

大村恵昭博士の「未来医療O‐リングテスト―オームラ博士の挑戦 」児玉浩憲著
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101406117/subno/1
セブンネットショッピング

この著書の中にエピソードがあります。

「博士のお母さんの様子がおかしいとお兄さんが言うので、郷里に帰って診てがんと診断した。」お兄さんが病院で診てもらったが、がんは発見できなかった。

「がんは見つからなかった。」と言われたので、再度診察したががんに違いないと診察したそうです。今回もお母さんは再度病院で診てもらったが、これも何も見つからなかった。

こうなると「狼少年」みたいになって、お母さんは病院に行かなかった。

ところが5年(うろ覚えですみません)たったころ、お母さんは体調を崩したので診察したところ、もう末期のがんで有ったそうです。

CTかMRIか、最新の医療機器よりオーリングテストの方が、はるか前にがんの診断はできると言うエピソードです。

さてなぜ指に力が入ったりはいらなかったりするのか。博士はこれは共鳴現象で説明します。

と言うことは、がんと診断するにはがんの細胞を用意し、それと共鳴するか否かを判定にしなければならないことになります。

それに至るにはまだその前にすべき準備段階、があると思いますが最終的にはそこへ行って初めて診断がつくことになります。

多くの誤診となったケースは、その段階を踏んでいないケースがほとんどではないでしょうか。

またハッキリ理解不足と言えるのではないでしょうか。