リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

関節リウマチ薬と鍼治療

関節リウマチ治療法については、20年前の開業当時から治療を始めていました。

高麗手指鍼は鍼そのものに力を秘めているので、その力でリウマチが良くなるのだと考えていました。

実は最初から免疫を調整する方法を独自に考え出していたのです。当時は明確な自覚は無くただすべての患者さんに免疫力をあげるために使っていました。

しかし今、リウマチが免疫疾患からくるものであると知りそのコントロールの仕方が分かり、進行していた関節リウマチさえも治せると分かった今はそれが誤りだと分かりました。

確かに高麗手指鍼が今までにない効果がある鍼治療であることは疑いがありません。

しかしただ鍼を刺しても関節リウマチは治せません。だから二千年以上鍼治療はリウマチを治せて来れませんでした。

この言い方はちょっと語弊があるかもしれません。

私の行っている「手のひら先生の高麗手指鍼の関節リウマチ治療法」を行うと治せるのです。

鍼そのものの力だけではなく、そこに工夫を加えなければ難病までは治せません。

金成万先生のような方でしたら、気を鍼に込めて治していたでしょうが。

関節リウマチは紀元前4500年前のアメリカインディアンのミイラにも、その痕跡が残っているとのことです。

もう6,7千年まえから人類は関節リウマチに苦しんできました。

いまコロナウイルスでも脚光を浴びることになった免疫の暴走が、関節リウマチの原因と分かったのはまだほんの百年にもならないのではないですか。

免疫システムは何億年もの時間の中で作り上げられてきたものです。

今でさえ新しいウイルスに対抗するために免疫システムは変化し進化を続けています。

そのような装置が故障し暴走を始めたからと言って、薬で簡単に治せると考えられますか。

抗リウマチ薬の名前を聞くようになったのは、この20年にも満たないうちです。

しかしそれで治った人は聞いたことがありません。

多少リウマチ症状を抑える効果はあったようですが、完治と言う得るほどの効果はなかったのでしょう。

当院の患者さんも服用されているのを見ても、西洋医学的には効果があるのでしょう。

そこに救世主のように現れたのが生物学的製剤でした。

10年前にアメリカからやってきたこの薬は、当初は狂牛病で騒がれていた時で、牛の脊髄を使用して作られるので感染する危険性を叫ばれていました。

最初はほんの数えるほどしか処方されていませんでしたが、数年後にはあっと言うほど使用されていました。

ほかに症状を劇的に改善する薬がなかったからです。

しかし症状を消すのは免疫を働かなくさせて、免疫ゼロの状態にすると聞いた時に、これは治すものではないと思いました。

完治させる薬ではなく、一生使い続ける対症療法薬と理解しました。

副作用が強く最初から合わない方や、最近では副作用は感じなくとも長期の仕様で、臓器に重篤な副作用をもたらす危険性を言われ始めました。

感じで言うのですが、リウマチ専門医は生物学的製剤を使用し、そのほかの開業医は副作用の方を重要視し従来のリウマチ薬を駆使しているのではないでしょうか。

私の考えは、免疫システムを鍼治療とサウンド・アキュパンキュチャで十分に治せると自信を持っています。


私のホームページはこちらです。「手のひら先生のリウマチ相談室」

 

手のひら先生の高麗手指鍼療法

手のひら先生の高麗手指鍼療法

 

 


他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

サウンド・アキュパンキュチャは本の最後に数ページですが記述しております。

一般の方には病気を治す鍼治療とはどういうものか理解できるように書いてあります。さらに私なりの簡単自律神経調整法を図解しております。