リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

高麗手指鍼とがん治療(手のひら先生スタイル)

 「先生!僕たちも将来は先生のようにがん治療をしたいので教えてください」

セミナーの一人が言いました。私はまだセミナーが始まったばかりで、その発言は無いなと思いました。

きっと彼も日本人の先生だったら、気楽にそのような発言は決してしなかったことでしょう。

するとその答えは「う~ん、そんなの教えたら飯の食い上げよ!」

「いや~さすが外人は言うことがきつなー」

その後先生も言い過ぎと感じたのか。数回あとのセミナーでこう言いました。

「わしゃ!一本一本の針に気を込めて打つので、がんを治せるのだ。」

その時は「なんだかなあ?」と私は心の中で独り言でした。

しかしその後これは鍼治療のまさに真髄だったことを知りました」。

私のホームページでは鍼の構造を図にして説明しております。

伝統的な鍼も近年になって考えられたり発明された鍼技術も、腰痛肩こりなどの運動器疾患以外の治療成果を上げられるか否かは、この治療家の気のパワーいかんに掛かっていたわけです。

古代中国大陸に現れて神医と呼ばれる方たちも、外科手術を除けばこの氣のパワーによって、目覚ましい成果を上げてきたと言えるのでしょう。

さてがんについては喫緊の問題として我々の前に立ちはだかります。

様々な情報があり入り乱れているというのが現状ではないでしょうか。

日本では近藤誠医師ががん治療について、様々に発信しているのはご存じかと思います。

東北大震災前に出版された本に寄って、抗がん剤や医師の薬の使い方に問題を投げかけ、週刊誌などで若手医師たちが論争を始めと時にこの災害が起こり、その後今に至っても論争は再開されていません。

記憶にある記事では、もう先が見えている患者に対しまだ抗がん剤や治療を続けるベテラン医師に、若手がもう治療は止めませんかという答えとして「医者がないもしないでどうするんだ」という答えが有ったという記事です。

医師は何かをやりたがるまたは治療をしないと行けない、習性があるのでしょうか。

今読み始めたがん治療について書かれた本を読み始めました。

日本ではささやかれることが多いのですが、聞いたことありますでしょうか?

がんでなくなる方の8割はがんでなくなるのではなく、抗がん剤で死ぬらしいことを。

以前ジャーナリストが立て続けに2名亡くなられたことがありました。

ニュース23のキャスター、筑紫哲也氏と芸能記者梨本勝氏でした。

お二人とも入院されて2ヶ月足らずのうちに亡くなられました。

噂では抗がん剤でなくなったと言われていました。

「がんが自然に治る生き方」ケリー・ターナー著 プレジデント社刊 「余命宣告から(劇的な寛解)に至った人たちが実践している9つのこと」というタイトルです。

9項目は、
☆ 抜本的に食事を変える
☆治療法は自分で決める
☆直感に従う
☆ハーブとサプリメントの力を借りる
☆抑圧された感情を解き放つ
☆より前向きに生きる
☆周囲の人の支えを受け入れる
☆自分の魂と深くつながる
☆「どうしても行きたい理由を」を持つ

数年前に話題になった「今あるガンが消えていく食事」済陽高穂 著 ビタミン文庫刊

これも食事の内容はおなじようなものです。

私は手のひら先生スタイルの高麗手指鍼を名乗っているので、これらのことを即実行するわけではありませんが、大いに参考するところはあり食事には気をつけています。

私はこのような書籍は健康なときにこそ読むべきだと思い患者さんにも勧めています。

なぜなら健康なときほど冷静な判断ができるからです。

コマーシャルに「ガンは万が一ではなく2人に一人です」とありますが、今はそのようにごく身近な疾患になっています。

しかし多くの人は自分には起こらないものと、漠然と考えているまたは考えないようにしているのでしょうか。

ガンと診断されて心が騒がない人はいません。判断力は鈍ってしまうでしょう。

入院などしたらそこで自らの判断希望は発揮できません。

だから元気な時に万が一を考えて、2人に一人になったら自分はどうするのか、漠然とでも良いから考えておきましょう。

症例に乗せていますが、患者さんは徳洲会胃がんが見つかったそうです。

あと少しで胃壁が破られるところだったようです。

いわゆる悪性ガンとよばれるものだったのでしょう。状態は説明されたようですが、末期とか悪性とか言われてはいないようです。

結局開腹手術はされず内視鏡で「見えるところのガンはとっておきましたが、取り切れなかったかもしれません」と言われたそうです。

このことを聞いていい病院ですねと私は言いました。

フジテレビアナウンサーの逸見さんが、スキルス性胃がん悪性ですが、再発した時に再手術を受け内蔵を3キロ切り取ったことがありました。

この時批判をしたのが近藤誠医師で「もしそのような大量の臓器を切り取らなければ、あと3ヶ月は生きながらえただろう」と論争になりました。

彼の論理では、現代医学では転移するガンは対処する方法が無い、したがって敢えて手術は避けるべきだ、このようなものでしょう。

それ以外の場合手術などで対処できるということです。中にガンのようでガンでないがんもどきのようなものがある。

何もしなくても死なないし消える場合もあるということです。

手のひら先生スタイルの高麗手指鍼は、免疫を整える方法も理論も備えていますが、それでも進行の早い悪性ガンについて、どの程度対応ができるかというのは難しい。


元気な時頭がクリヤーなときにこそ、われわれは危険性を予測しその時に取る処方を考えておいたほうが良い。

これが私のお勧めのがん対策です。

がんの鍼治療ですか?

大変エネルギーを消費し疲れます。そして確実なことはなにもないし、それはやってみるしかありません。

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