膝の痛みを治す - リウマチ相談室のブログ～手のひら先生の独り言～

世の中に膝痛の人は何万人いるかわかりませんが、テレビでもラジオでも連日コマーシャルが流れています。

それだけ需要が多いということでしょうか。

グルコサミン・アンド・コンドロイチンのサプリメントが効くというので、アメリカから個人輸入したことがあります。

母には効いたようですが、巷の症例ほど重症ではないので、宣伝効果ほどあったかどうでしょう。

さて表題に興味をもって購入した本が以下です。

「半月板のズレを戻せば　ひざ痛は治る！」でした。

なかむら鍼灸接骨院院長　中村昭治　著　メタモル出版　刊

半月板に光を当てて、新たな角度からひざ痛の治療を行ったことが書かれています。

新鮮な驚きでした。

週刊誌に「骨折マッサージ」ということで、接骨院の問題が話題になっている昨今、昔ながらの「ほねつぎ」の伝統を継ぎ、独自技術を持たれている方がいらっしゃると少々楽しくなりました。

ここに載っているのが、パンティーストキングを使った「ひざサポーター」です。

私は脳溢血後遺症で時々膝関節がずれてしまい、思わない足のつき方をして膝に激痛が走ることがありました。

そこでこのサポーターを試してみたところとても具合はよかったことを覚えています。

覚えていますというのは、今は体の回復とともに膝の問題がなくなったからです。

根本治療にはならないでしょうが、いま悩んでいる方には良いのではないでしょうか。

鍼灸師の立場から言えば、膝痛の根本原因が全て半月板とは言えず、瞬間的な痛みなら手のひらを使っても治せるのです。

しかしそのような技を持っていない一般の方には、とても簡単で安上がりの朗報です。

これからは季節的にもサポーターが使える時期です。

お勧めです。