落合監督と森繁和コーチ
ケーブルテレビJ SPORTSに「マル秘メジャー」という番組があります。
先週土曜日に落合監督と森繁和コーチがゲストとして出演していました。
同じ局で「ガンバレプロ野球」があり、こちらは金村義明と大塚光二の司会で、どちらもプロ野球選手の本音が聞けて楽しい番組です。
馬鹿笑いするような番組内容ですが、他局でお笑い芸人が仕切るのとは違い、元選手なのでお互いリスペクトしながらの進行で、決していやらしさはありません。
選手監督の人となり考え方がストレートに引き出され、テレビ画面や読み物では決して知ることがない、スポーツ選手の姿を知ることができる数少ない番組でしょう。
先に落合監督が書かれた「采配」について、1月23日夕刊に佐藤康智文芸評論家の書評が載りました。
「・・・野球評論で培ったノウハウはビジネスマンにも大いに役立つにちがいない、という作りだ。いわばドラッカーの経営論を高校野球の練習に活かす『もしドラ』の逆転発想なわけで・・・しかし、何でもかんでもビジネスに結びつける流れが、私にはくどかった。・・・」
昔と言っても何十年もの昔、山岡荘八「徳川家康」や「宮本武蔵の五輪書」がブームになり、経営者がむさぼり読んだそうな。
その後広岡監督や野村監督の野球論などもベストセラーになりました。
現在33万部以上売れているようです。
私が購入した時は出始めたばかりの時だったので、まだ何万部かでした。きっと評価が上がったのでしょう。
以前のような読まれ方をしているのでしょうか。
さて番組でも例の山井選手の交代劇の裏側が語られていました。
日本シリーズのパーフェクトが成立するか否か?
そもそもパーフェクトピッチングができるのは、様々な要素が絡み合ってできるので、力があっても成し得なかった有名ピッチャーはごまんといます。
シーズン中でさえできないのに、それも日本シリーズの真っ最中の出来事でした。
本には書かれていたのですが、お二人の心情までは読み取れませんでした。
初めてそうだったのか、やはりな、ということが分かりました。
お二人とも実績があり、野球とはがわかるので本当に9回はどうするのか悩まれたようです。
是非ここのところだけでも傾聴に値するので、ユーチューブなりきっとDVDで出るかもしれないので、ご覧になると本当のことがわかります。
必見です。
初めて森繁和コーチが話すのを見たのですが、野球をしているの姿を見るのと違って、また新たな発見があって楽しい一時でした。