祝リバプールの復活
7カ月ぶり先発フル出場のジェラード、先制弾で存在感示す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111016-00000027-ism-socc
昨年ごたごた続きのリバプールが、昨日完全復活しました。
クラブの経営難でフェルナンド・トーレスをチェルシーに売り払い、ジェラードが鼠径部の故障で欠場。
あまりのていたらくに2部降格か?とも思えたのが昨期のリバプールでした。
昨日の対マンユー戦は見違えるようでした。一時勝利すると見えました。
かつて3強4強と言われていたリヴァプールが戻ってきていました。
何といってもジェラードの復帰がこのチームの強味で在り、リバプールの存在を知らしめる所以なのだと改めて思いました。
昨日の試合を見て、改めてサッカーとは格闘技ということを思い知りました。
見ていて「痛い」試合でした。
殴り合うとか蹴り合うというのではなく、サッカー発祥の地で生まれた最もプリミティブな形のサッカーが見られたからです。
そもそもサッカーは村と村の戦いであり、それぞれの村をゴールにし石のボールを何日も蹴りあったのです。
その間に足を折る人が何人も出たそうです。
ジェラードを見ていると、正にアングロサクソンを具現しているね。
だから尚更リバプールを見ていると、これぞイギリスサッカーだと見える。
アーセナルのベンゲルの華麗なるパスサッカーも好きなのだが、ガツンガッツンやりあうサッカーも楽しい。
むかし釜本選手が全裸になって「サッカーは格闘技だ」と言うポスターを作ったことが有りました。
でも日本ではリバプールのような格闘技として見ることができるチームはないですね。
もちろん乱暴なプレー、荒々しいプレーをする選手はいましたが、それはスポーツ選手ではない。
プレーはスポーツでも心は格闘技、そのようなプレーが日本人でもできるようになれば、盤石な日本代表が出来上がると思うのだが。
サッカーの原点を見せるリバプールを今期は応援しよう。そう思える楽しい試合でした。