リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

「フリーター家を買う」を見て その1

 本屋で何気なく手に取った本がドラマ化されたと聞いて、何年かぶりに連続ドラマを見ることになりました。

出演メンバーも魅力的だったので、途中からでしたが楽しみました。

二宮和也主演「フリーター家を買う。おじさんになるとジャニーズの名前と顔覚えるのは、大学受験より難しいかも?

やっとV6をかろうじて覚えたら、今度は「嵐」が出てきた。二宮和也の名前は、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」で好演した、と評判を聞いていたので興味ある役者として気にとめていました。

香里奈国分太一主演「しゃべれどもしゃべれども」で好きになりました。

浅野温子は「スローなブギにしてくれ」我が青春時代と言える世代に読んだ、片岡義男ライトノベルの映画化で眩しかったですね。

竹中直人はなぜか食わず嫌いでした。ドラマで見たのは初めてかもしれません。中々好演でしたね。
[ http://journal.mycom.co.jp/news/2010/12/22/021/ :title=
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/12/22/021/ ]「フリーター、家を買う]最終回視聴率19.2% 二宮和也2年ぶり連ドラ主演

テーマはもりだくさん。いまどきの就職事情とフリーター、いまどきの若者、嫁姑の関係、人の弱味につけこむ霊感商法、親子の関係、職業感、職業の社会的評価、近所付き合いなどなど、楽しめました。

二宮和也は期待以上でした。「うまいねこの子」と言う表現でしょうか。次の映画見ようかという気になりました。

さて浅野温子の「うつ病の演技」どうでしたか。何十年かぶりに演技を見たので、この病人の演技しすぎかなと初めは少々思いました。

しかし昔携わったことがある精神病院の風景を思い出せば、薬を飲んだ後の患者さんは皆こんな感じだった気がします。

うつの原因が近所の主婦のイジメで、長年積み重なったストレスから来るという設定です。

日常一緒に暮らすものから見ると、発病と言うものはどの病気でもそれは「突然」やってくるものだと思います。

そしてそれが長引くほどに、自身も周りも関係が壊れていくものです。

うつは最初の対処が重要です。

一般的にはうつ病治療は薬が中心でしょうが、それだけだと悪化する危険が大きいと思います。

このドラマでは病院と言うよりクリニックと表現した方が良いところの医師、家族本人がチームを組むようにしてカウンセリングをしていました。これが良いのだと思います。

ナインティナインの岡村氏もネットでは「うつ病」であったとのことですが、意外と早く復帰されたのはこのような適切な処方があったからだと思います。

「News 30 over]ナイナイ岡村、芸能活動休養は「うつ病」だった!
http://www.news30over.com/archives/588188.html