リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

地震対策〜耐震診断

 さて毎日かずさんの「不思議生活」で、地震予知を見てから今日が始まるようになってしましました。

「不思議生活」
http://littleumi.blog.so-net.ne.jp/archive/20110502

皆さんもつぎに心配なのは、果たして我が家は次の地震に耐え得るだろうか、と言うことではないでしょうか。

私の家は築39年です。

亡くなった父が阪神大震災のあと、我が家もつぶれてしまうのではないかと心配していました。

私も母も関西は筋交いの内構造なので、多くの家が倒壊した。関東の家は入っているので心配ないと説明しましたが、それも聞きませんでした。

また関西は瓦屋根の家が多く倒壊したことを見て、瓦屋根から軽いスレート瓦に変えました。

そのあとまだこのあたりでは珍しかった、耐震診断士にお願いして鑑定をしてもらいました。

幸いにも筋交いはしっかりとあり、結果震度6までは大丈夫であると出ました。

その後3年ほどして増改築した時、大工さんが言うには「家が少し傾いていたので、増築した土台の方へ引っ張って修正しておきました。」と言うことで、地震対策はそこでも行われました。

このようないきさつがあるので、あの震災時治療でしたが患者さんには「この家は震度6までは大丈夫です。」と言えたのです。

今まで震度2や3程度ではほとんど揺れなかったのが、あの時は大きく揺れ本当にビックリしました。

患者さんには安心するようにと言ったものの、自分は「ぎっくり腰」気味になってしまいました。

ぎっくり腰は精神的なストレスで起こるので、このようなことが起きます。


いま次のような簡易の耐震診断ができるサイトがあります。

誰でもできる、我が家の耐震診断
http://www.sumai-info.jp/reform/taishin/
監修 国土交通省
編集 財団法人 日本建築防災協会

ただこれではアバウトなところでしか分からず、命を掛けて信ずるほどのものではありません。

正式な耐震診断は様々な項目が検査対象になっています。

もう6、7年前の診断でしたが35坪ほどの家の検査で、料金は6万円ほどでした。

お近くの耐震診断士に相談するのが良いでしょう。

ただしまだこの資格は国家資格とはなっていないので、市区町村などで登録されている業者に依頼するのが良いでしょう。

それにしてももし東京に、言われているような直下型の地震が来た時、我が家は耐えられるのだろうかと心配ではあります。

まずはそのための耐震検査で有ったわけです。

皆さんもぜひ地震が来る前の備えをお勧めいたします。

これは病気になる前に、「未病を治す」鍼治療の思想に重なるところがあります。