リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

第19回韓日学術大会に思う

こんにちは、ホームページ「手のひら先生のリウマチ相談室」を運営している、手のひら先生こと長谷川和正です。「手のひら先生のリウマチ相談室ブログ」として、高麗手指鍼治療にまつわるお話をいたします。また毎日の治療については「手のひら先生の治療日誌」を作成しておりますので、こちらもよろしくお願いいたします。
今日は私が属している韓国高麗手指療学会が、2年に1回開催している韓日学術大会にまつわるお話を、少し肩の力を抜き気味にお話いたします。
 今年も5月にお招きいただいているのですが、今回は第19回になります。私が招かれたのは第15回なので、もう10年前から参加していることになります。会場はロッテホテルが多いのですが、あの広い会場もあふれかえるほど参加者が多いことが多いです。私が参加する前は、1万人も集まってそれこそ収集がつかなくなったこともあったそうです。
2年前は私の体調不良のため参加できなかったのですが、その前第17回は会場に入りきれないほど、会員の方たちがあふれかえっていたのを覚えています。私が「糖尿病治療の完治例」を発表していると、私の周りにも人が詰め掛けてきて、壇上下の床に体育すわりを始めるほどでした。このときの発表論文によって、柳泰佑会長に大変評価いただき、印象的な大会にもなりました。手指鍼講座にも書かれているように「リウマチ、糖尿病は治療が難しい、がんは治療困難と書かれています」それが突破できたのです。
 私が日々疑問に思っているのは、このような鍼本来に大変秘められた力を持っているのに、なぜ多くの人間が、それも日本では鍼灸師がかかわっていながらこれらの疾病に対し、なんら答えが出せなかったのか大変疑問です。といっても今ではその答えは分かりましたが。今年はリウマチ治療の完治例を数例もって発表いたします。果たしてどのような評価をしていただけるか楽しみです。