リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

気について 2

今のように関節リウマチ患者までも診られるとは思ってもいなかった鍼灸学生の頃、先生の「気で治すのだ」と言う言葉はショックでした。それ以来気とは何か、この本質は何か、治療にはどのようにかかわってくるか、探索と研究が続いています。途中で出会った様々な気功、気功師のことを書いてみましょう。
患者さんの中には、気について大変興味をもたれている方がいらっしゃいます。その方たちには「直伝霊気」をお勧めしています。興味をもたれた方はこの言葉で検索してください。京都にいらっしゃる、山口忠夫氏が主催している研究会です。気を簡単に手っ取り早く実感、体感したい方には是非お勧めです。「気」と言う事実得体の知れない、実体のない世界ですから、気功教室があって何年も通ったのに、10年まったく気を実感できなかった方もいました。3日間のセミナーで体感実感でき、治療に即応用でき、そのレベルはいろいろあるでしょうが、10年の修行に匹敵するかも知れません。
「直伝」と言う言葉には意味があります。「レイキ」や「西洋レイキ」と対峙する言葉です。およそ13年前私は「レイキ」と言う言葉でセミナーをされていた、三井美枝子さん(名前は売る覚えになってしまいました)に学びました。これは戦前日本からアメリカに渡って、世界中に広まった西洋レイキというものです。日本の霊気は途絶えたように表には現れなくなってしまいいました。それが5、6年前に突如として「途絶えたはずの霊気」が出現したのです。今世界中から学びに来ています。
http://www.jikiden-reiki.com 参照ください。
最初に「気功」を習ったのは、鳥居隆篤先生のところでした。白光流の達人と聞いていました。先輩に代替医療の分野で有名な、帯津良一医師がいらっしゃるそうです。それで帯津三恵病院では、院内で気功を指導をしているのは合点が行きます。今はやわら療術学院を主催されているはずです。
 毎週土曜日に花園神社や新宿御苑、そして銀座でも稽古をしていました。私はおそらく最初は気の事が分からず参加していたのでボーっとしていたのでしょう。先生はいつも私の方を向いて「これはほんまものだから」とおっしゃっていました。私自信は疑っていたわけでなかったのですが、心の底ではそんな気持ちが潜んでいたのかも分かりません。授業中に先生に「それほんとかよ」といってしまう私なので、潜在意識では常に疑いの気持ちはあるのかも。
 3ヶ月ぐらいしたときオーラが見えるようになりました。あるとき30名以上会員が集まって稽古をしていると、先生が「オーラを見せてやる」といってお弟子さんと3メータほど離れて立っててをかざし、気合と伴に白い光が帯びのように弟子の手まで伸びました。伸びるというよりまさに蛍光灯がパッと点くようでした。次に色を付けるといってピンクになったり、青色もあったでしょうか虹みたいに見えたのでした。これは光なのかな?と思ったのですが、次に先生は「これを曲げてみる」とおっしゃると、光の帯が丁度真ん中から「くの字」に曲がったのです。一同から簡単のため息がもれました。光なら曲がらないよな?
 ある日今日も先生はお休みです。武術を習っているお弟子さんがすまなさそうに「今日も先生は帯津先生のところのかわいい看護婦さんに会いに行ったのかな」とかいって、「申し訳ないので、先生には内緒ですが今日は私の背後霊をお見せしましょう」ということになりました。6人ほどでお弟子さんを囲んでいると、彼は印を結んでうなり声か呪文を唱えています。すると彼の右後ろに大きな顔が現れ一同「おおっッ」と声を上げました。
6人は帰りに喫茶店で話をしました。1人はまったく見えなかったそうです。彼は日頃呼吸法をやっていなかったので合点が行きました。お一人は長野からいらっしゃっていた占い師の女性でした。彼女は「私は生まれてからずっとオーラも見えていたし、先ほどの背後霊も見えていたそうです」そうか見える人は最初から見えるのだと分かりました。時を経てこの背後霊は、その人の潜在意識が写し出されるのだ。こう私は確信しています。テレビで占い師が何も本人が言わないのに、悩みを当ててしまうのは不思議でもなんでもない、この脳力があるからだと思っています。だから過去は100パーセントあたるが、未来じゃ予測できないのだ。そう思っています。
気の基本はどこでも言われているように「呼吸法」です。腹式呼吸です。深い呼吸が出来ればあなたも気功師の第一歩を踏み出したことになります。次のステップは、あなたに良いアドバイスと気を与えてくれる良き師です。しかしこれを探すのはとても難しく、地道にあなたにあった先生を探すしかないでしょう。