脚本家市川森一さん肺がんで逝く
役所広司悲痛「信じられません」同郷・市川森一さん死去
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000036-sph-ent
「黄金の日々」「ウルトラマン」など数多くの脚本で知られている脚本家の市川森一さんが、肺がんで急逝されました。
発熱で緊急入院し肺炎検査で肺がんが見つかったのが10月27日、亡くなられたのが12月10日であっというまもなくでした。
もうかなり前から脚本家にも関わらず、ご自身がテレビ出演していました。
脚本家の印象よりワイドショーのコメンテーターの方が強く残っています。
日本のテレビ映画も同じようだと思うのですが、一部の脚本家を除いては環境がよくありません。
制作費削減のしわ寄せが脚本まで押し寄せるので、若手が育たないと言われ続けてきました。
山田太一、倉本聰、内館牧子、野島伸司、宮藤官九郎、三谷幸喜 パット浮かぶのはこれらの方ぐらいです。
市川さんはそのような中でも、先駆者として位置づけられます。
さて肺がんが発見されて間もないので、肺がんだけでなく肺炎の影響が強かったことと思います。
私の高麗手指鍼の師匠は金成万師でした。
師が有名になったのは「末期の肺がん」を治したとテレビで紹介されたからです。
「先生はどうしてがんを治せるのですか?」という質問に「一本一本気を込めて打つからだ」答えられていました。
そんな「気を込めるといってもなあ」ということで、私の場合は免疫と経絡の関係を考えて、刺鍼方法を考え出しました。
免疫とはというところから考え始め、がんに対抗するためのT細胞リンパ球を活性する方法に行き付き、そこを刺激活性化するのでがん治療を行えるのです。
肺がんは2009年統計では、がん死亡部位別原因で第一位を占めました。
呼吸を通し環境にいつもさらされている肺は、とても弱い立場にあります。
かてて加えて喫煙などは、肺がんになってくださいというようなものです。
さて高麗手指鍼の肺がん効果はどのくらいかというと、他の部位よりも高いのではないかと考えています。
肺がん患者を治療したことはないのですが、肺がん併発患者の場合惜しくも亡くなられても、肺がんは消えていたことが多々あるからです。
亡くなったあと患者さんからお礼の電話があり、死因がほかのがんでも肺がんは消えていましたと報告があったことで知りました。
なぜ肺がんが消えやすいのかは、肺に近い手のひらに鍼を刺すからとも考えましたが、今のところはっきりした理由は考えつきません。
今後の研究課題です。
がんをむやみに怖がるのではなく、免疫を常に一定レベルに保っていれば、それほどがんを怖がることはないはずです。