リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

放射能から癌を予防する

放射能が怖いのは癌を発症するからです。

福島原発20キロ圏内は放射線量の数値が高く立ち入りが禁止されています。

そこに許可されて入っていく方達は、皆防護服や防護マスクを着ています。

これは放射能を身体に付着したり、体内に取り込まないようにするためです。

万が一付着したなら、除染と言って洗い流すことで、その害は防げるようです。

毎日毎日テレビや新聞その他の通信手段で、放射能の恐ろしさをいやと言うほど知らされます。

全国放射線量マップ gooより
http://radiation.goo.ne.jp/

これは放射線量でこれが癌の発症確率に関係しますので、いま大騒ぎになっているわけです。

しかし何ミリシーベルトまでは安全なのか、それは今全く分からないのが現状です。

近藤誠医師がご自身の専門の放射線治療の立場から、文芸春秋でこのことのに関する論文を載せています。これは先日書きましたので参考にしてください。

要は何ミリシーベルトであっても「がん発症」の確率はほとんど変わらないようなのです。

もちろん大量に浴びれば、もちろん発症の危険性は高まります。しかし現状の場合極端に恐れることな無いようです。

それよりもこれから何年も日本では放射能の影響にさらされるわけで、その対策を我々は自己防衛の立場から行っていきたい。

30年ほど日本酒に凝っていたことがあります。

その時岩波新書「日本の酒」坂口勤一郎 著 現在は岩波文庫になっています。
http://www.amazon.co.jp/

この本の中に広島で被曝された蔵元の話を今でも覚えています。

それは今現在元気でいられるのは、「酒蔵に残っていた日本酒をチビリチビリ飲んでいたからではないか」と言うものです。

一般に発酵食品は身体に良いとされているのですが、日本酒もその中にありこのことが放射能対策にも良いのではないでしょうか。

思うにおそらく蔵のタンクにあったお酒は、それこそ火入れをしていないと思うので、酵母は生きていたのでより効果があったのではないでしょうか。

それと最近号「婦人公論」に次のような記事が載っています。

原爆投下後、生き抜いた人々の知恵 放射能汚染は日本の伝統食で防ぐ 椎名 玲
http://www.fujinkoron.jp/newest_issue/index.html

是非参考にしてください。