リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

草野マサムネさん上気道炎で公演キャンセル

スピッツ草野マサムネさんが、上気道炎で公演を中止しました。

スピッツ草野マサムネ、またダウン…熊本・大分公演延期 MSM産経ニュースより
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110524/ent11052417480014-n1.htm

先日の東日本大震災でストレス性神経障害でダウンした、スピッツ草野マサムネさんが、今度は上気道炎で公演を中止しました。

急性上気道感染症 治療法ガイドライン 監修:東京女子医科大学 第一内科 教授 玉置 淳 
http://www.ebm.jp/disease/breath/01jokido/guide.html

風邪と理解すればよいのでしょうが、彼は見た目もひ弱そうですが、免疫関係も相当弱っているように見えます。

のどチンコのあたりを含めて、偏桃と呼びます。

ここは身体の他の部分よりも、リンパ球がおよそ1.5倍も集まっているところです。

それは呼吸をすると様々な外敵が侵入してきます。

雑菌やウィルスが侵略してくるので、ここが第1次防御地帯になります。そこで多くのリンパ球が集まっているのです。

ところがここが突破されると、気道の方へ雑菌は侵入します。おそらくそこで炎症を起こします。

さらに身体が弱っていると、ウィルスや雑菌は肺まで届いてしまいます。

その昔と言っても40から50年前は、扁桃腺を腫らすと切除することが良く行われていました。

そのことが身体の様々な疾患を引き起こすとし、研究をされたのが形浦昭克教授でした。

小児まひやから心臓病まで多くの疾患を引き起こすとし、アメリカでは扁桃腺切除は50年も前に行われなくなったそうです。

しかしまだ日本では行われていたので、警鐘を鳴らした研究でした。

掌蹠膿疱症 しょうせきのうほうしょう
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%8C%E8%B9%A0%E8%86%BF%E7%96%B1%E7%97%87

手や足の皮が定期的に剥ける症状などは、これが原因なのです。

さて草野マサムネさんは、おそらく扁桃腺も含めて全体の免疫度が低下しているのでしょう。

対策としては

1)身体を温める処方を取る。
  A)食事 日本の伝統食をとる。根菜類などは特に身体を温めます。
  B)薬膳料理 を調べて身体を温める食材、冷やす食材を調べる。ショウガは特に知られた、身体を温める食材です。
2)運動 週3回1回20分のウォーキング。出来ない場合はぬるめのお風呂に長めに入る。いわゆる有酸素運動をする。
3)お勧めは養命酒です。これはアフィリエイトでもなく、純粋に免疫をあげるのに効果的な方法です。抗がん剤としても使えるといわれてもいます。

ものは試し免疫が下がっている方はお試しあれ。

焼くお灸も良いんだけれど、熱いからいやだろうな?