リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

巨人阿部慎之介選手の肉離れについて思う

2011年4月5日の練習試合で、阿部慎之介選手が肉離れを起こしました。

阿部、開幕絶望…右ふくらはぎ肉離れで全治6週間 ヤフーニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000268-sph-base

キャッチャーと言うのは重労働です。他の野手よりもかなり多様な動きをします。前後左右、立ちあがってダッシュするなど、足に負担がよりかかります。

『実戦復帰までは早くても2か月は要する見込み。当分の間は自宅で安静にして経過を見守るようだ。』

西洋医学的には記事にあるように、安静しかありません。まだこれを読む限り軽症のようです。

昔来られたプロ野球選手が言っていましたが「トレーナーに言っても、3週間休めと言うだけだ。」となってしまいます。

皮下出血があるとおそらくそれを抜いたりするので、入院となったかもしれません。

プロの選手と言うのは、休む=職業の危機になりかねません。

そのような例をいままで多く見てきました。ベテランになればなるほど、この思いは強いと思います。

そのような時にただ休むしかないと言うのは、いたたまれないかもしれません。

捻挫と肉離れ治療
http://www.d2.dion.ne.jp/~kouraiha/nenza/

一般人の肉離れはほとんどが1回の治療で、普通に歩いて帰ります。

激しいアマチュアスポーツでの障害なら、2、3回の治療が必要になるかもしれません。

先ほどの選手は2回しか機会がありませんでしたが、それでは目覚ましい変化がありませんでした。

それでも1週間程度、5、6回の治療ができれば、翌週からはリハビリで歩行ができるのではないでしょうか。

一般の方は1回の治療で歩いて帰られ、翌日から3日ほどは安静に注意してもらいます。

3日目からはリハビリの歩行をしてもらっています。

鍼治療を上手に行えば、自己治癒力と言う物がうまく働くので、常識より早い回復が可能になります。

何はともあれキャッチャーは、チームの要早い回復を切望します。

阿部慎之介 ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%83%A8%E6%85%8E%E4%B9%8B%E5%8A%A9