リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

ためしてガッテン 昨日は心臓から来る物忘れについて

 心臓のいわゆる不整脈で生死に係るようなものが発症すると、それが激しい物忘れにつながるとのテーマでした。

究極ペースメーカーを組み込んで血流を改善するのが、西洋医学の治療法対処法であると紹介されていました。

人間の心臓は一日の中で大きな変化があり、心拍数も時に200ぐらいになることや血圧も170ぐらいは上がるそうです。

もちろん常に同じ脈ではなく、不整脈伴うのが通常だと言うことです。

心臓というのは神が宿ると東洋医学では考えられているからだったのか、心臓と関係する経絡心経はいじくらないと言うのが通常でした。

心臓が弱ったら死んでしまうのだから、心経は気の調整をしないというのが経絡治療家の常識治療ルールでした。

そこで血流や心臓に関する治療をするには、君主である心臓に対し臣下の心包経が血流に関係すると言うことで、こちらの調整をすることになっていました。

私の最近の研究と本日自らの心電図をとって目で確かめた結果からいえるのですが、これは先人の知恵でむやみにこれをいじってはいけないと言う戒めだったと理解出来るのです。

心臓には4つの部屋がありそれぞれが連動してひとつの動きをしています。

洞結節からの信号で個別の信号を受けながら、右心房右心室と言うように拡張収縮をしていきます。

人間を長くやっているとこの一連の動きがアンバランスになるのではないか、それが血流障害の原因にもなっていると推測しました。

長らく過度なストレスを掛け続けたので、最終的には脳溢血を発症してしまいました。

脳溢血後遺症も安定して改善の目処が立ってきて、リハビリに自転車を取り入れたところ心臓に反動が来ました。

心電計を購入しそこで初めて自らの心臓と対峙し、本格的に治療を始めました。

それが始まったのが9月上旬で本日は11月21日、約70日ほどでしょうか、あれほど乱れまくっていた心電図が正常な形になりました。

もっと早くから戻っていたのでしょう。

自分の感覚からは落ち着いた心臓だったのですが、何かと雑用にまぎれて本日1ヶ月ぶりに計測しました。

1ヶ月前の同じ心臓とは思えないほどの脈波です。

自分でも驚いています。

先月は大きく波打っていたのですが、本日の心電図はこじんまりとしています。

左室肥大という診断だったので、ST波に異常が出ていたのですがそれが治ってしまっています。

正常な波型になっています。

もちろん不正な脈は出ていません。

今年初めは降圧剤を1錠服用していました。

夏にはそれが半分で良いとオーリングテストを使って判定しました。

秋口に入ってもそれがなかなか減る事はなかったのですが、心臓の調整と腎臓の調整方法を発見したことで、血圧も正常に且つ安定しました。

起きてすぐトイレに駆け込むような状態でなければ、最高血圧は120以下で今日などは106ほどでした。

これら一連の治療から検証すると、今まで本態性高血圧と呼ばれ原因不明とされるものは、その原因は心臓と腎臓の機能から来ていたことが分かりました。

原因不明しかして血圧を下げなければならないと、降圧剤を使って血管を無理に広げたり昇圧ホルモンの働きを抑制、尿量を増やすなど、身体に負担を掛けるだけでした。

それがなあ〜んだ。心臓と腎臓の機能を調整してやればいいんだと言うことが分かりました。

人間の身体はまだまだ奥が深そうです。