うなぎ甘いかしょっぱいか
うなぎの不漁で将来が危ぶまれている昨今です。
高けりゃ食わない、捕れなきゃ食わない、ほかの食べ物がごまんと有ります。
土用の丑の日なんてうなぎ屋の陰謀なんだから、その宣伝に乗ってうな丼万引きして捕まったバカがいましたね。
むかし食べ物屋に星をつけまくった男がいて、ソレに乗って知らないお店をちょこちょこと巡ったことが有りました。
しかし所詮貧乏人なので、最初はお決まりのラーメン屋が始まりでした。
ラーメン屋の今は高級になってしまって、あんなコストもかけないのに、800円以上がザラで異常ですよね。
ラーメン評論家まで出てきて毎日何杯も食べ歩くなんて、四十過ぎたらきっと成人病バッチリだね。
ラーメンに飽きたら次に少し進むのがうなぎ屋でした。
うな丼でも2000円未満、うな重でも3000円 結構こんなんでも幸せになるんだから、庶民は安上がりですね。
麻生ちゃんのホテルで晩飯1回5万円は安いよね!とは天と地程もさがありますが。
さて昨晩仕事の流儀「野田岩のうなぎ」やってましたね。
4年ほどまえ私と友人で行きました。
確かにさっぱりとしていて、お土産に持ち帰って冷えたものでも、十分にうまかったです。
ただ残念だったのは厨房に近い席だったので、流れてくる冷気とともにうなぎの血の匂いがするのには、少々辟易しました。
うなぎを捌くのを見て簡単そうで、やってみたくなったことが有りました。
うなぎが鳴くって知ってますか。
うなぎは一気に捌いてやらないと、本当に難しいのが分かりました。
油断した途端シンクを逃げ回るんです、ピーピー泣きながら。
殺生するのは初めてだったので、追いかけながら少しかわいそうになりました。
串打ちも見ているほど簡単ではなく、うなぎの身は本当に硬いです。
竹串なんて簡単に通りません。
蒸しもわかりません。どのくらい蒸したらいいかなんて、素人にはわかりません。
蒸しが足りないと硬いままですし、油が残ってしまいベタベタになります。
よく勘で判断できると感心します。
殺生したことは忘れてしまい、出来上がるともう食べることしか頭にありません。やはりうなぎはうまかった。
いろいろの店に行きました。
JR沿線には「田川」の暖簾分けがあるそうです。
その中でうまかったのが、荻窪で五日市街道沿いの「田川」でした。
肝にもタレを塗ってあって美味しく頂いたのですが、20年以上経って再び訪れたときは少々その時の感動はなかったですね。
新宿区小川町と思いましたが、「いしばし」ここは毎日行っても飽きのこない、そのような作りでした。
銀座「竹葉亭」も銀座なのに気楽に入れて、うまい店ですね込みますけど。
母の郷里浜松でご馳走になりましたが、うなぎは産地ではなくやはり職人技ですね。
店の名前は忘れちゃったのですが、日本橋三越の近くのうなぎ屋のうな重、とろけるようで今でもこの店が一番ですね。
教訓、うなぎの蒲焼は自分でつくろうなんて思っちゃいけません。見た目以上に難しいものです。評判の店はどこもうまい。
わが町府中市にも「魚元」がうなぎで名が知られていて、最近はここのうな重も見直してます。近くに名店ありかな?
鍼灸師とおんなじかもしれませんね。
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