三叉神経痛治療
むかし治ったので覚えてくれていて、久しぶりに来院してくれる患者さんは、懐かしくもあり嬉しさもありです。
学生時代に三叉神経痛で来られて、治って卒業して郷里に帰られた方です。
8年も前にこられたので、カルテを引っ張り出すのに少々難儀しました。
最近は三叉神経痛の他に坐骨神経痛様の痛みがあり、全身にそれが広がってきたように感じで、なおかつ感覚が無くなっている部分も出てきたそうです。
地元の鍼灸院や整体、カイロの類も試したようです。
もちろん病院で検査をしても、MRIも問題は見つからず感覚麻痺で疑われる糖尿病も、血液検査でも異常はなかったそうです。
一泊掛りでお越しいただいたということです。
免疫度を測ったが格段低下しているほどもなく、ご本人が言うように仕事のストレスも加わっての症状かもしれません。
治療は私が行っている、3つの免疫調整法が中心になります。
「先生治りますか?」
「三叉神経痛は免疫低下からくるものだし、それを治すには高麗手指鍼は最良ですよ」
「先生昔もそうだったけど、自信満々ですね!地元の鍼灸院でも、私に任せなさい治すからと言って、治らないじゃないですかと言うと、もう少し通ってもらえばといつも同じ答えですよ」
「治っちゃうから仕方ないよ」と私。
このようなざっくばらんな患者さんもいます。
治療は2回にかけて3回で終了しました。
1回目のあとオーラが強くなったので、これは効果が出た証拠でした。
同日に2回目の治療終了時には、顔つきがよくなって変わってきたので、これも良い兆候です。
翌日3回目の治療中、やたらと眠くなったみたいでした。
脳血流が改善されたため、眠気が襲ってきたのです。
脳の緊張が取れたということです。
「前回も治療後4日ぐらいすると急に効果が出たので、今回も帰ってからのお楽しみにします」
あと2日ぐらいするとメールをもらえるそうで楽しみに待っています。
はてその結果はどうなりますでしょうか?
現代医学では8割は原因や治療方法が不明である。
その時鍼灸が最後の手段になり得れば、それはそれで良いと思います。
むしろある分野では鍼灸の独壇場になればなお嬉しいことになります。
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がんやリウマチ、糖尿病から脳溢血後遺症まで、様々な治療を行っている「手のひら先生」が、ブログとは違った切り口でお送りするものです。
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