リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

本田圭佑選手が心配

 ヨルダン戦に負けあと1勝か引き分けで、ブラジルサッカーワールドカップに進出出来るところでしたが、惜しかったですね。

本田圭佑選手が出ていたら、きっとゲームは落ち着いて勝ちは拾ったでしょう。

彼がいるとトップしたに確固とした起点ができ、ほかの選手は縦横無尽に動くことができます。

しかし彼はいまリハビリ中です。

古傷もありそれがほかに波及して、復帰が長引いています。

私が彼の状態を心配するのは、彼の歩行を見ていると、松井秀喜選手によく似た動きをしているためです。

松井選手がヤンキースからエンゼルスアスレティックとトレードされて、あまり活躍できなかったのは膝の怪我が原因と言われています。

彼の歩行を見てみると、足は真っ直ぐに出るのですが、左右の肩をシーソーのようにギッコンバッタンさせていました。

有名な女優マリリンモンローの、モンローウォークを見ているようでした。

彼女はハイヒールの足の一方を短くしてあの動きを生み出したそうです。

彼らがまさかその動きをしているはずもなく、それは膝や足首の障害を、腰でカバーしているための動きになると私は見ました。

もしかすると股関節のズレで、左右の足の長さがずれているのかもしれません。

しかしそれより大きい原因と私が睨んでいるのは、膝や足首のけがによって、さらにそれらをカバーしようとして、身体全のバランスが崩れてしまったとことです。

こうなると膝や足首の怪我だけを治しても、また故障するか元のようなパフォーマンスが期待できないかもしれません。

怪我の箇所が回復したらそのあとは、脳に刻まれた怪我の記憶を消さなければなりません。

不思議なことですが、脳は身体の箇所が治っても怪我などを記憶してしまっているのです。

その記憶が元のように体を使うことに制限を与えているかもしれません。

松井秀樹選手も身体的には何も問題ないと言っていましたが、試合に出ると本来の姿ではありませんでした。

本田佳祐がいないと、日本の今のチームでは昔のレベルに戻ってしまいます。

まだ本戦に出場するには余裕があるとのことですが、サッカーは何が起こるかわかりません。

早く怪我を直したあとは、このようなトータルな治療法を探して、早く日本をブラジル・ワールド・カップに連れて行って欲しいものです。