韓国映画 白夜行を見た
ハン・ソッキュという韓国人俳優ご存知ですか?
彼も韓国ではベテランになって、大物俳優に属しているのでしょうね。
初めて彼を見たのは「接続(チョップソック)」という映画でした。
アメリカ映画「ユー・ガット・メール」のリメイク版でした。
トム・ハンクス、メグ・ライアン主演の他愛ない恋愛映画でした。
それまで韓国テレビのソープ・オペラで人気が出た彼が、初主演作だと聞きました。
高麗手指鍼で治療をしているのに、鍼はその国の文化なのに、韓国語を話せないなんて。
志はよし!
だけどいかんせん先に進まない。
それなら映画でも見ようと思っても、10年前ではその機会がありませんでした。
ネットで探すと輸入代行業者を通して、DVDが購入できることを知りました。
最初に購入したのがこのチョプ・ソックでした。
チョン・ドヨンがめちゃくちゃ可愛かったですね。
この頃の映画は、韓国政府の国策として発展途上し始めた時でした。
海外の映画関係の学校へ有望な若者を送り込み、この映画が出来上がった以後韓国映画の品質が格段に上がったのでした。
玉石混交が適切な言葉のように、その頃適当に注文した映画は、出来不出来が激しかったです。
ハン・ソッキュの映画は次の「八月のクリスマス(ウオモル・クリスマス)」も見ました。
しかし演技は下手でした。
その後韓国映画は良いものがなく敬遠していたのですが、突然「シュリ」が評判になりました。
ハン・ソッキュがこれで大人気スターになったはずです。
韓国映画はまだ発展途上と思うのですが、演技などもまだまだなところがあります。
国柄が出るのかアクションシーンは、一級のものがあります。
日本映画はかなわないですよね。
しかし「静」のシーンでは、まだまだ未開拓なのではないでしょうか。
ところが今回の白夜行では、格段にうまくなっていました。
顔の表情を始め、静の演技が抜群に良くなっていましたね。
「接続」の最終シーンで、ただ椅子に座っているだけの演技や、「八月のクリスマス」でヨン様のようにヘラヘラ笑っている演技と比べて、目を見張るようにうまくなっていました。
成長したなという思いでした。
また韓国映画の弱いところは脚本にあると思いますが、この東野圭吾の原作をえてその弱点がなくなっているのも、彼の演技が生えて見えたのかもしれません。
未だに韓国語学びきれていません。トホホ。
彼の進歩に負けずに頑張らなきゃと持った次第です。
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