リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

後縦靭帯骨化症治療

 先日の読売新聞夕刊で、後縦靭帯骨化症の手術を受けた、ジャイアンツの越智投手がリハビリに励んでいる記事が載りました。

リハビリ開始というのは朗報です。

早い復帰を願います。

さてこの病気の根本治療はなく、また原因も不明です。

しかし考えるに体の中心の靭帯が骨のようになる病気であることを考えると、ここの運動をし血流の改善をすることが病気克服の重要点であることが考えられます。

「手のひら先生の高麗手指鍼」治療も「サウンド・アキュパンクチャ」も、この頚椎、胸椎、腰椎の体の中心の血流改善を図るので成果が出ているのです。

このことを理解して治療や健康維持を図っている方法は、「胴体力」を考案された故伊藤昇氏でした。

惜しい方をなくされ残念でした。

体幹レーニングなどがありますが、これは体の中心になる筋肉を鍛える方法です。

合気道などの武道でも、野球やサッカーなどのスポーツでも、体の中心は軸にして動くのでそれ自身が活発に動くことはありません。

そのためなんでもはやりの遺伝子のせいにはしませんが、ここの働きが弱いと靭帯にカルシウムが付着して骨化していくのではないかと考えています。

骨に直接行く血管がないことも、起きやすくなる原因ではあるのでしょうが。

私の行っている上記の2つの治療法は、この一見エアポケットになっているように見える場所を、十分療できる方法を考え出したので効果が出ているのです。

現代は凄まじい勢いで生理学などの分野では人体が解明されています。

しかし治療の場になるとこれがさっぱりというわけです。

まだまだ創造主が作りたもうたこの人体は、無限の謎が込められているように思えます。

そういえば人類の起源の謎解きの映画「プロメテウス」見れば何かヒントが出てきますかね?