リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

私ケーズデンキのサポーターです

 学生時代ほんの1ヶ月、秋葉原でアルバイトの経験があり、そこで電気店の理解が進みました。

仕入れ価格の仕組み、販売のノウハウ、どんなものが売れ筋か、秋葉原街の成り立ち、店員の販売方法などなど。

大学4年間より人生における大切なことをはるかに学んだ思いです。

そこで知り合い今でも親交のある「秋葉原の茂木さん」「真空管アンプのカリスマ オーディオのモテギ」さんです。

私のホームページにの彼の販売に対するコンセプトは、秋葉原の誠実な店員なら誰もが持っているものです。

なかなかそう上手くいかないのがこの世界でしょうが、それでも店によって店員によって差はあるものです。

「お客様本位、お客様の意思を尊重して」などという販売に対する考え方が基本にあって、その上にどの店員も商品に対する深い知識がある。

このような店が大好きです。

40年も昔のアキバなら、個性的な店員や技術者がゴロゴロいました。

いまはほとんどが家電量販店になってしまいました。

しかしこの家電量販店といえども、各店はかなりのバラつきがあるものです。

もうなくなってしまいましたが、サトームセンは好きでしたね。

店員はかなり個性的でかつ押しつけはしない。製品知識が豊富であり、アドバイスを求めると的確にこちらの好みに沿ったものを選んでくれる。

しかし激戦淘汰の世界に敗れてしまいました。

ヨドバシカメラもカメラから出発したので、カメラ部門の店員の知識はすごいですね。本当にカメラ好きが売る立場になったそんな感じです。

商品知識ない、仕入れ価格が低く儲かり筋の商品を強引にすすめる、そんな店案外多いですね。二度と行きませんが。

ケーズ電気はそんな中パーフェクトですね。

なんでかな?と思っていたところ、先日BSフジのプライムニュースで会長が出演されたいました。

今私は組織をどうするか、組織論について考えています。

問題は腐らない組織崩壊しない組織とは、どのようなものかということです。

組織図などが頭に浮かぶでしょうが、それではなくいかに健全に持続していくかは、その中身が健全か否かにかかっているはずです。

仏教の組織に「サンガ」があるのですが、これを取り入れるにはなかなか最初は難しいかなと思います。

ところが加藤会長の淡々とはなされる、組織の目標や店員の育て方、組織のチェック方法など、これは相当深い思慮と忍耐とがないと、このような組織を持続できないと思いました。

そのようなことは成書になっている「組織論」からは決して学べない方法です。

それが現実の成果になって現れているのは、もっと隠されているところ案外ないのでしょうが、そこが真似ができない点なのでしょう。

理念を作り上げてそれを時々チェックすること、それだけで大きな組織大量の職員が動いていくことは、もうそこに哲学があると言ってもいいのかな。そう思いました。

テレビ番組では感じたことがない、初めての不思議な経験でした。