その病院で「心臓の手術」をしたら、死にます ジャーナリスト木野活明氏の報告
週刊現代4月21日号に衝撃的な題で記事が載りました。
先日は天皇陛下が心臓手術を受けられ、心臓外科医が注目されました。
また武田鉄矢も先天性心臓病で手術をして、その体験を朝の番組で話していました。
彼の主治医も技術がしっかりしていて、有名な医師だったそうです。
ところがこの記事を読む限り、そのような信頼にたる医師は少数なことがわかります。
心臓手術は儲かるので、にわか専門医の類もいるようなのです。
BSフジを見ていたらTPP問題で、医師と医師会長が議論していました。
彼はTPP賛成で「TPPを行えば優秀な医師が日本に入ってきて、日本の医療事情も改善する」と言っていました。
あまり議論の内容が理解できなかったのですが、その時の医師がこの記事に載っている東京ハートセンター長南淵明宏医師であることが分かりました。
東京ハートセンター南淵明宏センター長
http://www.nabuchi.com/
読んで見れば日本の心臓病専門医及び専門病院の寒々しい光景が浮かびます。
彼はこう指摘しています。
「日本の医療制度では、これまで医師の「質」はまったく管理されてきませんでした。だから、ペーパー試験で専門医師の資格を取得しただけで、まともな手術ができない医師が増えてしまった。その典型が心臓外科医の分野なのです。・・・・」
紹介はこの程度にし、是非全文を読むことをお勧めいたします。
あなたも思い当たりませんか。
近くの病院開業医に行ったら、何かわけわからない医者にあたってしまった経験。
自分の体を大事にするなら日頃から、もし病気になったらどこの病院にとりあえずは行くことを決めとかなければなりません。
これは体験からも言えることです。
有名大学病院が必ずしも良い医者がいるわけではないのですから、もしその疾患で手術を受けることになったら、実績を調べることがいかに大事かを教えてくれる報告です。
近頃なかった衝撃的な記事でした。