リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

指定難病クローン病

 クローン病は難病疾患にされている。でも難病だからと行って決して治らないものではないはずです。

クローン病により小腸と大腸の接合部を切除したことにより、癒着がおこりその痛みに耐えかねて患者さんが来院されました。

まだ20歳前半の彼は、医師にこの病気は治らないと言われたそうです。

世間のことをよく知らない若者は、この医師の言葉を信じて人生に消極的にならざるを得ませんでした。


数年前に来た主婦は医師に、この頚椎症の痛みは一生友達付き合いをしていくしか仕方ないですね。と言われた途端ノイローゼになった方がいました。

医師は不遜だね。自分が神のように思っているのかな。

もしこのようにいえば患者は他の方策を探すはずである。

その可能性をさも自分が神のように振舞って、他人の治す意欲を奪う権利はどこにもないはずである。

こう言えば良いしこういった医師がいたことを聞いたことがある。「今の西洋医学では直せない。しかし世界のどこかにはあなたの病気を治せる方法や人はいるかもしれない。」

人間自身に関わる病気のことなので、細心の注意を払い言葉を選ばないと、患者一人の将来や未来の希望を奪ってしまうことになる。

私は過去に一人だけだがクローン病は直したことがあります。

もう7、8年は経過しているはずで、もし再発したなら近くにいるはずなので再来院するはずなのだが、一切ないので完治したはずです。

最初は癒着の痛みということで来院したのだが、10回ほどの治療後プツリと見えなくなった。

1ヵ月後ひょっこり見えてこう言いました。「ほとんど癒着の痛みはとれたのですが、どうしても手術部分が痛くなって慶応大学病院へ行った。すると医師はすぐ開腹した。」

術後に医師が「前回は縫い合わせたところが失敗だった」と話したそうです。

彼が驚いたのはそのことではなく、前回は手術後1ヶ月ベットから起き上がれなかったのですが、今回は翌日から起き上がって病院内を歩き回ったことでした。

これは鍼の効果でしかないと思って再来院したということでした。

癒着が治ってそれから2年ほど時々治療に訪れていたのですが、現在は完治して全く見えません。

人間本来の治癒力を引き出してやれば、このようなクローン病もなおるのです。