その後のパーキンソン病治療
今日も永六輔さんがラジオでパーキンソン病のことをお話されていました。
半年前よりはるかに滑舌も良く、病気のことを知らない人が聞けば、年のせいぐらいにしか思わないでしょう。
今日も聴取者から「パーキンソン病は治らない病気・・・」のお便りを読んでいましたね。
治らない治せないものにとっては、それは難病になるし治らない不治の病になるのでしょう。
さて我が妹のパーキンソン病、その後の治療経過です。
やっと私の治療について理解し始めたようです。家族とは全く厄介なものです。
少しでも震えると薬を飲みたくなるとしきりに訴えます。
「一旦飲んだら止められなくなるし治らないぞ」となだめながら治療を継続しました。
鍼治療を週2回と自宅で私の作成した治療CDを聞いています。
その結果体調の良い時は震えは止まっています。
通常でも何か動作をしている時は全く震えは感じません。
時節柄台風が来たり気圧の大きな変化時に、安静にして寝そべっている時のみ震えを微かに感じ取るようです。
その震えも手足より体の芯が震えている感じがします。
酷かった時の状態を10段階で表すと、4から3あたりの評価だそうです。
患者というものは欲張りなもので、良くなればなるほど完璧を求めます。
パーキンソン病は不治の病と脅かされ、暗い顔をしていたのがどうやら良くなりそうだと思ったとたん、顔が明るくなり自己評価も厳しくなってきたようです。
さらにこのCDは作り直した2枚目なのですが、最初のものより経絡は思わないものを調整しています。
また組み合わせもより高度になって効果が出始めたと思います。
それが診断で出て改めて病気は全身の病気であるということを思い知った次第です。