鍼灸師のお仕事 その2 フリーター家を買うを参考に就活相談
フジテレビドラマ「フリーター家を買う」が、この秋特別放送されることが決定しました。
二宮和也主演 ヒロインに香里奈 スペシャルドラマ 今秋放送決定!
誠治と真奈美 ふたつの家族の物語
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2011/110804-180.html
前回の放送では就活に役立つヒントが散りばめられていました。
見忘れた方はユーチューブでまだ見られるほずなので、参考にすることを勧めます。
そもそも息子の就活は家族の問題でもあるので、方法等が分からなければ親に相談するのが一番なのです。
ところが日本の過程では親子関係がギクシャクしてる場合が多く、コミュニケーションがないのでこのような大切な件でも相談が出来ない。
ドラマではそこを乗り越えて行く様子が上手に描かれていました。
また就活で主人公に欠けていたところも描かれていたし、自分の気づきに付いても納得できる結論でした。現実には綺麗事かとも思えましたが。
二宮和也と香里奈の恋の行方、そしてこの建設不況の中彼の選択は適切だったか?そのようなところ注目してみたいですね。
さて就活には戦略(strategy)と戦術(tactics)がなければ、敗北あるのみだ。
戦略の第2は孫子の兵法から、「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」です。
孫子の兵法
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E5%AD%90_(%E6%9B%B8%E7%89%A9)
まず己を知ること。自己分析が大切です。
自分の就活時代を思い出して、その当時どの程度自分自身理解していたかは別として、年度末まで就活に右往左往している学生はこれを自覚していないかと思います。
昨年TBSで就活の特集をしていました。国立大学卒業し目的の職業に就くために、もう3年目の就職活動でした。
でもどこへ行っても「この2年何していたの?」と聞かれただけで終わってしまうのです。
最終的には出版関係と言う初期の目的の中で小規模の出版社に就職しました。
自分が行きたい世界では、その世界の偏差値が低かったのです。そこに早くから気が付けば、回り道をしなかったはずです。
またこんな例もあります。
NHKの番組で「ブラタモリ」があります。
六本木を散歩したときににアナウンサーが、「あそこのテレビ局受けたんですが落ちました。」と言いました。
その発言にNHKもずいぶん変わったなと思いましたが、同時にこの子も自分のことを分かっていなかったんだと知りました。
民放は顔そのもので採用するのに対し、NHKはアナウンサーとしてしっかりとした素質で採用するので、そこのところを把握仕切れていなかったことを、思わず吐露してしまったということです。
患者さんの多くが「NHKの音声は聞き取れるが、民放のアナウンサーは何言っているか聞き取れない」とおっしゃっています。
話す基本技術に差があるからでしょう。
さて自己採点をしてみましょう。
厳しくするために2択にします。自分は美人か不美人か。2者択一です。曖昧さや甘えはありません。
この方法は以前東大教授が書かれていた本で知った良い方法です。
美人コンテストで迷ったときは、2人づつ舞台に上げ選択すると早く結論が出るというものです。
さて様々な観点から自己採点したら、今度は企業採用者が望むであろう人物像から採点してみるのです。
美人なんか採用しない会社もあります。
ですから不美人でも悲観することはありません。
キャバクラじゃあるまいし、企業はどのような人物を選ぶのか、その基準から今の自分像はどのくらいかけ離れているのか、そこを厳しく採点すれば良い。
これが「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」の極意ではないでしょうか。
採用する方でもされる方でもその会社に入ってからどのくらい変わるかなんて分かりません。
高学歴なのに全く役立たずと分かったり、入ってみたら全く当て外れの会社だったり、双方五里霧中の中で採用試験は行われるはず。
その中で経験から人物判定はされるはず。その点では厳しいところもあるので侮ってはいけませんぞ。
今の学生は茶髪などが多いようですが、採用試験前に黒く染めるようですがそんなの簡単に見抜かれているはず。
日頃から準備をしておかなければ、付け焼刃の企業に望ましい人物像は身につきません。
己を知って磨きをかける。今から始めましょう。