リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

田岡由岐のカウンセリングがすごい

ラジオの人生相談を聞いたことがありますか。

朝の番組ではTBSや日本放送で、人生相談を受けています。

数年前初めて田岡由岐さんの人生相談を聞いてから、ファンになりました。

ご自身のホームページで明らかにされているように、山口組三代目田岡組長の娘と言うことで、初めは自らの体験から回答をするのかと思っていました。

多くの回答者が何かしら経験してきたことから、相談者に回答しています。

そうじゃないだろうと思ったり、それ単なる話し相手で解決になっていないと思うことが多々あります。

数年前初めて聞いて、その切れ味に舌を巻いたのを覚えています。

田岡由岐ホームページ
[田岡由岐のカウンセリングがすごい:title=http://www.annie.ne.jp/~yuki814/]

単なる相談ではなく、しっかりとした裏付けがある回答だったので、ネットで調べたらやはりそれなりの素地があることがわかりました。

米国NLPラクティショナー
http://www.synergyplus.co.jp/nlp/practitioner.php

内容はわかりませんが、いわゆるコーチングをする、カウンセリングのようです。

神経言語プログラミング ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0

心理学の世界ではその信憑性は疑われているようですが、何はともあれ要はカウンセリングが良いものであるか否かが重要なのです。

彼女の放送を聴いていると、カウンセラーとして完璧ではないですか。

相手の相談内容をよく聞いて理解し共感する。案外ここまでできる人は少ない。

そして相談者に「気付かせる」。

それから相談者悩みの解決策を与える。時には与えるのではなく、相談者と共鳴現象と思えるような一体感を覚える雰囲気を感じさせる。

そして最後にエールを贈る。

毎回聞くたびにすごいと思う。

アドラー心理学を少し興味をもったことがありますが、これも心理を追求するより悩みを脱する方法を追求するもので、アメリカ的プラグマティックな心理療法です。

「心理テストはウソでした」を読んで以来、益々心理学には疑惑の目を向けている昨今ですが、カウンセリングの意味は十分に認識しています。

どこでも行われている人生相談ですが、以前よりはレベルが上がってきていて、かなりのケースで妥当な回答が見られます。

しかし回答から相談者本人が、最後に元気になって終わるものは、彼女のカウンセリングだけですね。


鍼灸師のお仕事は病気のことや、そのほかいろいろな相談事があります。

我母校東洋鍼灸専門学校では、そのようなことで心理学の授業が有りました。さわり程度の内容でしたが。

大学で履修した心理学から20年後のことでしたが、心理学がそれほど進歩していないこともわかりました。

現代に必要とされるのは心理面を深く探るより、現実の解決に重きをおくカウンセリングではないかと思う。

そういう意味で、人生相談は今ひとつ皮が剥かれることを希望する次第です。

興味がわかれた方は是非TBSラジオ、大沢悠里のゆうゆうワイド、金曜日の人生相談を聞いてみてください。