リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

香川選手の骨折

ドイツブンデスリーガドルトムントの香川選手が、ボールを使った練習を始めたそうです。

本日4月12日付け読売新聞のSOCCERウィークリーに、ドイツから便りを寄せています。

これ以後は毎月第2火曜日掲載されるそうです。

ようこそ読売新聞へ
http://info.yomiuri.co.jp/

復帰には少なくとも2〜3週間かかるそうです。目標は4月30日の出場とのことです。

日本での治療は超音波治療と食事に小魚を多く取ったことで、チームドクターにも順調な回復と言われたそうです。

鍼灸師の私個人としては東洋医学を取り入れたなら、今少し早く復帰できたのではないかと思いますが。やがてスポーツ界でより多く採用されることをいなります。

さてこのところスポーツ選手の骨折が続きますね。

大リーグツインズの西岡剛の左腓骨骨折や、FC東京平山相太選手は腓骨痙骨とも骨折しました。

西岡はプールトレーニングへ  nikkannsports.comより
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20110412-760053.html


東京平山骨折で全治5カ月 前半戦絶望 nikkannsports.comより
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20110412-759986.html

スポーツ選手には怪我を避けることは出来ないと言う物の、やはり出来得るならこのような障害は無い方が良い。

両者とも他の選手と接触したことで骨折したわけです。

本人の責任という見方もあるでしょう。しかし私はいま1つの見かた、日本人の骨量にも問題が無いかと考えます。

人間の場合このことはあまり問題にはならなかったとも思いますが、これからますますスポーツのグローバル化に伴い大きくなると思います。

馬と人間を比較して恐縮ですが、昔そのような研究をされた方がいました。

まだ外国馬があまり遠征してこなかった、ジャパンカップの始まったころでした。

その研究によれば、日本馬はほとんどが筋肉の塊、外国馬は太い骨の上に筋肉が載っている、と言うものでした。

これは風土上の問題が多く関係しているそうです。

外国の牧場は土からカルシュームが噴き出すようになっている。

引き替え日本で新規に牧場をつくる時、真っ先に行うことは石灰を撒きつずけることだそうです。

それによって酸性の土壌を中和して、かつカルシュームのおおい土壌に変えるそうです。

日本の水は軟水外国の水は硬水、この差はミネラルの差にあります。

これからはスポーツ選手を育てていく場合、早くから食事特に骨を作る面を考えて行くことが重要だと思います。

単に「ガツン」とぶつかることを俊敏に避けるだけでは、世界の場では戦えません。