リウマチ相談室のブログ~手のひら先生の独り言~

手のひら先生が鍼治療を通して思う、つれづれなるよしなしごとをお話します

サザンオールスターズ桑田圭祐氏のがんについて思う その2

 食道がんの治療全体では、「ステージ1期で80%、2期で45%、3期で25%、4期では10%程度です。」とのことです。

桑田圭祐さんの病状は発表されてりませんので、どのくらいのステージだったかで予後は類推出来ます。短期で仕事に戻れたと言うことは喜ばしいことで、さらに素晴らしい歌声を聴かせてほしいものです。

がん治療についてはその昔、と言ってもこの10年くらい前のことですが。アメリカのNIHが、この10年でどのくらい「がん治療は進歩したか」調査したところ、切る以外の進歩は無かったと報告をまとめたのです。

アメリカでは国中パニックに陥ったとのことです。

アメリカのがん死亡率が下がっているのは、おそらくこれ以来早期発見の意識が高まった結果と考えられます。早期発見早期手術の成果と言うことです。

抗ガン剤が進歩したかと言うと、それは無いのでしょう。一部のがんでは有効性が確認されているそうですが、一般的ながんでこれだけ死亡することは、まだまだ抗ガン剤は確定した有効性はないと言えます。

がん研究所の医師がラジオで語っていましたが、「今は手術後はなるべく抗がん剤を使わないようにしている。」

かつてがん研の歴代所長が皆がんで死亡している、こうささやかれていました。それほど今のがん治療は難しいものがあるのです。

 さてがん検診に有効と言うより、あなたの今の免疫度を確実に診断できるオーリングテストについてお話いたしましょう。

オーリングテストは一見誰でも使えそうに見えます。事実簡単に誰でも原理を覚えれば使えます。

しかしこれを治療に使い命にかかわるような判断に使おうとすれば、それは理論を習い訓練を積まないと、責任も含めて大変難しい技術なのです。

しかし使いこなせれば、機械よりももっと高性能診断機器のように使えるのです。

簡単に見えるものほど難しい。それで過去にオーリングテストを無責任に使い、また教えてトラブルを引き起こしたため、オーリングテスト協会も困っているようです。

日本では鍼灸師や柔整師、医師がこれを診断に使っています。海外では医師が主体のようです。

関連図書の中で、先生がお母さんの診断をしたくだりがあります。お兄さんと暮らすお母さんを先生が診断をすると、どうもがんらしいと言うことが分かった。そこで病院で検査をしたが、なにも見つからなかった。そこでのちに再度診たがやはりがんと診断した。病院に行ったが何も発見されなかった。

狼少年みたいになりお母さんは病院に行かなかったが、数年たって体調がおかしくなった時はもう手遅れになっていたそうです。

オーリングテストは人間の身体を使って診断するものなので、機械よりよりシャープに反応すると言えるのです。

ですから訓練を積みそれなりのオーリングテスト試料を備えれば、かなり治療のためには武器として使えるものです。

かつてメラノーマを発症した方が、手術前に3回ほど治療に来られたことがありました。半年ぐらいたって来院しました。

「最初の手術のあと医師に再発しないかと、何回も尋ねていたが大丈夫と言っていた。ところが突然脳に再発したと言われた」と言っていました。

近くにオーリングテストに習熟した方がいれば、再発は早く発見できたことでしょう。また免疫を上げる方法をアドバイス出来た可能性もあります。

もっともメラノーマは悪性のことが多いので、対策が無いのが実情ですが。私の行っている「高麗手指鍼」はそれに対応可能と思っていますが。

がん患者は手術に成功しても、再発におびえるのが実際です。

かつて肺がん手術を受け8年経過した方を、他の疾患の治療を行っていたのですが、「5年経過すればひと安心と思っていたのに、最近は8年経過しても再発して亡くなる有名人がいるのよね」とおっしゃっていました。

オーリングテストで免疫度を測ったのですが、まあまあの状態でした。またオーリングテスト試料を使って、がんの可能性と免疫度を数値化してみると、現状は心配することがないと言うことが目で確認できるのでした。

 ただしその使い方はとても難しい。一見西洋医学に属するようであるが、実際は「気の世界」にも関係しています。両者の架け橋的な診断方法と私は考えています。

http://www.daily.co.jp/gossip/article/2010/12/07/0003658582.shtml 
記事「デイリースポーツ 加山雄三さんたちが桑田圭祐氏にエールを送る」